自民党総裁選の結果を受け、高市早苗さんが新総裁に選ばれました。2025年10月14日現在、まだ不透明ではあるものの、依然として2025年10月中に、日本で初となる女性首相が誕生する可能性が高い状況にあります。
2025年に初の「女性指導者」となれば、世界の主要国と比べてどのくらい早いまたは遅い誕生になるのでしょうか。今回は、主要国(G20・欧州連合含む)の「女性指導者」初誕生が早い順ランキングを見ていきましょう。
2位となったのはイサベル・マルティネス・デ・ペロン(Isabel Martínez de Perón、1931年2月4日生)。アルゼンチンの政治家で、1974年7月1日から1976年3月24日まで第40代大統領を務めた人物です。1973年のフアン・ペロン政権復活後、副大統領に選出。そのペロンが1974年に死去したため、副大統領から昇格しました。
その後は強いインフレ、政治的混乱、左翼ゲリラの活動激化などにより統治基盤が揺らぎ、1976年には軍部によるクーデターが発生。これにより政権を追われ、逮捕・投獄される事態となります。現在なお政治的・歴史的論争の対象となっており、その功罪をめぐり評価は分かれているとのことです。
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1位となったのはインディラ・ガンディー(Indira Gandhi、1917年11月19日 – 1984年10月31日)です。インドの政治家で、1966年1月24日から1977年3月24日および1980年1月14日から1984年10月31日まで、合計2期にわたってインドの首相を務めました。
首相在任中は、国内統治の強化、社会主義政策の推進、国有化の拡大、貧困撲滅プログラムや人口抑制政策の導入などを進めました。彼女はインドにおける女性の政治的先駆者として高く評価される一方、その統治手法と個人崇拝傾向については論争も残されています。
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