首相官邸に設置されていた「ミャクミャク」の縫いぐるみの見送り式に臨む石破茂首相=14日午後、首相官邸 大阪・関西万博が13日に閉幕したことを受け、首相官邸で14日、エントランスに設置されていた公式キャラクター「ミャクミャク」の縫いぐるみの見送り式が開かれた。石破茂首相は「万博の成功に本当に大きな役割を果たしてくれた」と謝意を表明。「また会おうね。元気でね」と名残惜しそうに別れを告げた。
人感センサーでしゃべる機能が付いたミャクミャクは「世界中の人と会えて楽しかったね。みんな大好き」と応じた。
見送り式には小泉進次郎農林水産相と伊東良孝万博担当相らが同席。伊東氏はミャクミャクを抱きかかえて官邸を後にした。
この後、首相は記者団に「ミャクミャクなくして万博の成功はなかった」と強調。「みんなが心一つにしてやれた。その真ん中にミャクミャクがいたのは、本当に素晴らしいことだった」と語った。