明日16日は北陸や東北で警報級大雨 18・19日は北日本中心に雨風強まり大荒れに

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2025年10月15日 13:16  日本気象協会

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週末にかけて短い周期で雨雲が通過。明日16日は北陸付近を前線を伴った低気圧が進み、九州から東北まで広く雨。北陸や東北を中心に雨量が増え、警報級の大雨となる可能性も。早くも次の低気圧が18日には北日本を通過し、北海道や東北は雨風強まり、荒れた天気に。

明日16日は北陸や東北など警報級の大雨の恐れ

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週末にかけては、日本付近を短い周期で低気圧や前線が通過し、度々雨が強まるでしょう。
明日16日(木)は北陸付近を前線を伴った低気圧が進む見込みで、九州から東北まで広い範囲で雨が降る見込みです。

特に、低気圧が通過する北陸や東北には集中的に発達した雨雲がかかりやすくなります。局地的に激しい雨や雷雨となり、雨量が増える所もあるでしょう。明日16日(木)は、北陸や東北、山陰では、雨雲が予想よりも長くとどまったり、発達したりする場合には、警報級の大雨となる可能性があります。雨の降り方には、十分注意してください。また、東北の沿岸部では風も強まり、横なぐりの雨になるでしょう。交通にも影響が出るかもしれませんので、外出は時間に余裕を持ってお出かけください。

明日は、関東や東海、近畿でも湿った空気の流れ込みが強まり、朝から夜にかけて断続的に雨が降りそうです。四国や九州も午後は雨が降りやすく、雷雨になる所もあるでしょう。

晴れても束の間 18日・19日は寒冷前線が南下 北日本で大荒れ

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17日(金)は天気は回復しいったん広く晴れますが、貴重な晴れ間となりそうです。
早くも18日(土)には次の低気圧がサハリン付近で発達し、寒冷前線が北日本から西日本を南下するでしょう。

北海道や東北を中心に雨風ともに強まり、荒れた天気となる恐れがあります。また、寒冷前線付近では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。北陸や東北の日本海側を中心に、急な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風の恐れがあり、注意が必要です。

また、太平洋側でも一時的にザっと雨が強まったり、雷雨になることがあるでしょう。週末のイベントなどは天気の急変に注意をしてください。

北日本から秋深まる 週明けの東京は11月並みの肌寒さ

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寒冷前線の南下後、19日(日)は北日本から初冬の空気に入れ替わるでしょう。
来週は各地とも一気に秋が深まり、晴れても気温が上がりにくい見込みです。

20日(月)の最高気温は札幌で10℃、東京は17℃の予想で、11月並みの気温となるでしょう。大阪も21日(火)は20℃どまりで、11月上旬並みです。最低気温も一段と下がりやすくなります。暖かい毛布を準備したり、衣替えを進めたり、週末のうちに冬支度をしておきましょう。

なお、19日(日)から20日(月)にかけては、寒気の南下に伴って、北海道では山間部を中心に雪が降りそうです。峠道では積雪になる所もあり、夜間は平地でも雪に変わる所があるでしょう。峠越えのドライバーは冬用のタイヤを装備するようにしましょう。

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