高市氏、靖国神社に玉串料=秋季例大祭、参拝は見送り見通し

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2025年10月17日 04:31  時事通信社

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秋季例大祭で、靖国神社に参拝する自民党の古屋圭司選対委員長(右端)ら超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」=17日午前、東京都千代田区
 自民党の高市早苗総裁は17日、東京・九段北の靖国神社で秋季例大祭が始まったのに合わせ、同神社に玉串料を納めた。19日までの期間中の参拝は見送る見通しだ。21日召集の臨時国会での首相指名を想定し、外交への影響を避けるためとみられる。

 高市氏の事務所によると、玉串料は私費で「自民党総裁」と記した。同氏の代理として持参した自民の有村治子総務会長は記者団に、「高市総裁の気持ちを体してお参りした」と語った。有村氏に加え、自民四役の一角である古屋圭司選対委員長も参拝した。

 高市氏は経済安全保障担当相や総務相在任時は参拝を続けていた。先の総裁選では「どこからでも手を合わせたい」と述べるにとどめ、参拝の意向を明言していなかった。

 新首相は今月下旬から東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議など一連の外交日程が控える。新首相に就任する可能性が高い高市氏が参拝すれば、中国や韓国が反発するのは確実だ。

 石破茂首相は祭具の真榊(まさかき)を奉納した。超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー約70人も17日に集団で参拝。逢沢一郎会長(自民)は「戦争の記憶を風化させてはならない。英霊顕彰の大切さを国民に伝えていく」と記者団に語った。 

靖国神社の秋季例大祭に合わせて石破茂首相が奉納した真榊=17日午前、東京都千代田区
靖国神社の秋季例大祭に合わせて石破茂首相が奉納した真榊=17日午前、東京都千代田区

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  • 竹島を侵略している敵国と尖閣諸島を虎視眈々と狙う敵国に配慮するだけ無駄。参拝すべき。
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