高校生役への憧れを語った中条あやみ (C)ORICON NewS inc. 俳優の中条あやみ(28)が17日、都内で行われた映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』初日舞台あいさつに登場した。當真あみ(18)、齋藤潤(18)、池端杏慈(18)、伊藤健太郎(28)、田中麗奈(45)、酒井麻衣監督も登場した同イベントで、當真・齋藤・池端ら10代のキラキラした青春に中条があこがれを語った。
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本作は、芥川なお氏による純愛小説を原作に、『余命10年』『いま、会いにゆきます』などを手掛けた脚本家・岡田惠和氏と、「美しい彼」シリーズの酒井麻衣監督が初めてタッグを組み実写化。
主人公は、病弱で家の中でしか過ごせなかった少女・桜井萌(當真)。15歳の冬、医師から余命半年を宣告された萌は、悲しみに暮れる家族をよそに高校へ通うことを決意する。そこで出会った同級生・佐藤日向(齋藤)に突然告白し、恋人同士となった二人は、少しずつ心の距離を縮めていく。
やがて、萌の誕生日に“好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる”という伝説の満月「ストロベリームーン」を見に行く夢をかなえるが、その日を境に萌は姿を消してしまう。なぜ彼女は突然いなくなったのか。そして13年後、日向が知ることになる萌の真実とは。萌のたった一人の親友・高遠麗を池端、そして13年後の麗を中条が演じる。
麗たちが過ごしてきた青春を自分で想像しながら役作りをしたという中条は「実際に映画を観ると、すっごい楽しそうで『なんで私は高校生役で呼ばれなかったんだろう…』と悔しかった」というと、同世代の伊藤から「年かなぁ(笑)」と鋭いツッコミ。中条も「そうかぁ…(笑)。恥ずかしいこと言いましたよね(笑)」と苦笑い。
中条は続けて「でも、それくらい(青春って)いいなと思える作品。映画を観るだけで、実際に体験させてもらえるような気持ちにさせてもらえる」といい、10代の俳優たちの熱演には「すごい素敵でした!何も言うことがないくらい素敵。この年齢にしか出せない、とってもキュートな、きらきらしたみんなの表情を見ると、年取っちゃったなと思いましたね(笑)」と青春を懐かしんでいた。