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元参院議員で法大教授だった女性学研究者の田嶋陽子氏(84)が19日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分、関西ローカル)に出演。自民と維新が連立政権樹立で事実上合意したことを受け、自民の高市早苗総裁の首相選出が確実な情勢となる中、「ニッポンの変化 徹底討論SP」をテーマに高市首相の誕生について討論した。
議長を務める黒木千晶アナウンサーから「女性初の総裁、総理になる可能性についてはどうですか?」と質問されると、田嶋氏は「とても難しくって、世界中に向かって発信するときは、日本で女性で初めて総理になりましたというと、もしこれが他の国の情報だったらああよかったねと手をたたくと思う」と複雑な心境を明かした。
「ただ問題は」と前置きし、「中身がただ女であればいいってもんじゃないんだよ。女の人でもどういうモノの考え方をするか、そこがきとんとしていないとダメなの」と訴えた。
高市氏について「夫婦別姓の問題にも反対だし、自民党で右の男の人たちと同じ考えなんですよね」と主張した。
医師の丸田佳奈氏は「同じ女性としては、どんな考え方の人であれ、女性が総裁になれたのは進歩だと思う」と主張すると、田嶋氏は「だけど、内実を日本国民としてみた場合はちょっと違いますよ」と主張を譲らなかった。
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