首相指名、1回目で決着か=無所属議員が高市氏投票へ

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2025年10月20日 19:31  時事通信社

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時事通信社

会談に臨む自民党の高市早苗総裁(右)と日本保守党の百田尚樹代表=20日午後、国会内
 21日召集の臨時国会で行われる首相指名選挙で、自民党の高市早苗総裁が1回目の投票で新首相に選出される可能性が出てきた。衆院の無所属系議員のうち3人程度が20日、1回目の投票で高市氏を支持する意向を示した。自民、日本維新の会両党(計231議席)と合わせると、衆院の過半数(233議席)を満たす。

 無所属系の衆院議員でつくる会派「有志・改革の会」(7人)は20日、首相指名選挙を巡る対応の不一致により会派を解消した。新たに「有志の会」(4人)と、9月に維新を除名された3人による「改革の会」の結成を衆院に届け出た。関係者によると「改革」は1回目の投票から高市氏に投票する方針。「有志」の一部も同調するという。

 自民は現在196議席、維新は35議席。これに2人以上が加われば過半数に達する。

 参院でも自民と維新を合わせて過半数に達しないが、憲法の規定により首相指名は衆院の議決が優先される。高市氏は20日、参院で2議席を持つ日本保守党の百田尚樹代表と会談。首相指名選挙などに向け「お力添えをお願いする」と要請した。 

このニュースに関するつぶやき

  • 与党に加わっていたからこその公明党の影がますます薄くなったよね。
    • イイネ!12
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