
けさ(21日)の閣議で内閣総辞職したことに伴い退任する石破総理は、先ほど多くの職員らに見送られながら官邸を後にしました。
石破総理は午後0時半ごろ、林官房長官や3人の副長官、そして多くの職員らに拍手で見送られ、総理官邸を後にしました。
スタッフから花束を贈呈されたあと石破総理は、記者団から、およそ1年間の政権運営を終えることについて問われると、「1年でしたが、本当にいい仕事をさせていただいたと思っています。法律案も条約も予算もほとんどきちんと仕上がったということですし、国会も一度も止まることがなかった」と笑顔で応えました。
石破総理の在職日数は386日間で、戦後に就任した総理36人中24位でした。
次の政権については「分断と対立ではなく、連帯と寛容、そして、主権者である国民の皆様方一人一人に、謙虚に真摯に誠実に語りかける。そういう政権であってほしいと思っております」と話しました。
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また、石破総理の地元・鳥取に対して「『あー石破出してよかったな』というふうに言っていただける、そういうふうに今後とも努めてまいりたい。全国最少県で総理大臣を出していただいたということには、感謝以外の何物でもありません」と感謝の意を述べました。