土日は太平洋側で大雨の恐れ 27日〜28日は北海道の平地でも積雪 木枯らし1号も

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2025年10月24日 17:50  日本気象協会

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日本気象協会

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明日25日(土)と明後日26日(日)は広い範囲で雨が降り、関東など太平洋側では警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒が必要です。27日(月)から28日(火)ごろにかけては今季一番の寒気が流れ込み、北海道では平地でも雪となりそうです。

土日は太平洋側で大雨のおそれ

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明日25日(土)は、南西諸島付近から日本の南に前線がのびる見込みです。西日本の太平洋沿岸から雨が降り始め、日中は東海や関東にも雨の範囲が広がるでしょう。局地的に激しい雨が降りそうです。日本海側や東北、北海道は晴れ間もありますが、一部で雨となりそうです。

明後日26日(日)は、日本の南の前線上に低気圧が発生し、東に進む見込みです。また、別の低気圧が日本海を進む見通しです。北日本や東日本を中心に雨が降り、低気圧が通過するタイミングで雨脚が強まるでしょう。西日本でも所々で雨が降りそうです。

東日本・西日本の太平洋側を中心に雨の量が多くなり、警報級の大雨となるおそれがあります。
明日25日(土)午前0時から27日(月)午前0時までの48時間予想降水量は、紀伊半島周辺や関東の沿岸、伊豆諸島で100ミリを超える所がありそうです。
また、種子島・屋久島地方でも、明日25日(土)午後6時までの24時間に、多い所で150ミリ、奄美地方では100ミリの雨が予想されています。

東日本・西日本では明日25日(土)と明後日26日(日)、北日本では明後日26日(日)は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒してください。

27日〜28日は北海道の平地でも積雪か

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低気圧や前線の通過後、27日(月)は日本付近は一時的に西高東低の冬型の気圧配置となる見込みです。28日(火)ごろにかけて日本付近には今シーズン一番の寒気が流れ込む予想です。北海道の約1500メートル上空にはマイナス6℃以下の寒気が入り、平地でも雪が降り、積雪となる所がありそうです。
北海道付近では等圧線が込み合い、風が強まって荒れた天気となりそうです。北海道では27日(月)から28日(火)にかけて、警報級の暴風や高波となる可能性があります。

また、東北南部まで上空約1500メートルで0℃以下の寒気が流れ込むため、東北でも標高の高い山では雪となるでしょう。峠道の運転の際は、冬用タイヤなどの装備が必要です。

一方、東日本や西日本は太平洋側を中心に晴れますが、北よりの風が強く吹くでしょう。東京地方や近畿地方では「木枯らし1号」となる可能性があります。日中の気温は20℃前後の所が多い見込みですが、北風の影響で空気が冷たく感じられそうです。日中でも上着が活躍するでしょう。

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