米大統領と面会、「具体的な動きに」=拉致被害者家族

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2025年10月28日 17:32  時事通信社

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時事通信社

トランプ米大統領との面会後、記者会見する横田早紀江さん(中央)、拓也さん(左)ら=28日午後、東京都千代田区
 北朝鮮による拉致被害者の家族は28日、トランプ米大統領らとの面会後に東京都内で記者会見した。「具体的な動きに転じて」「祈る思い」などと現状打破を期待する声が上がった。

 拉致被害者家族連絡会(家族会)代表で、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の弟拓也さん(57)は「問題を解決するために向き合う姿勢や感情が真っ正面から受け取れた」と振り返った。「大統領と高市首相の個人的な絆の中で問題解決の具体的な動きに転じてほしい」と期待を込めた。

 めぐみさんの母早紀江さん(89)は、被害者救出活動のシンボルとなっているブルーリボンバッジをトランプ氏に手渡したという。「(北朝鮮と)上手にお話ししていただきたいと祈る思いだ。良いことが起きると信じようと思う」と語った。

 トランプ氏との面会は直前に決まったといい、北朝鮮から帰国した拉致被害者の曽我ひとみさん(66)は「思いも寄らなかった。一緒に写真を撮れて温かい気持ちになった」と話した。 

トランプ米大統領との面会後、記者会見に臨む拉致被害者の曽我ひとみさん(左)ら=28日午後、東京都千代田区
トランプ米大統領との面会後、記者会見に臨む拉致被害者の曽我ひとみさん(左)ら=28日午後、東京都千代田区

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