
2024年度に全国の小中高校などで起きたいじめの認知件数が過去最多となりました。
文部科学省は、2024年度に全国の小中高校と特別支援学校で認知されたいじめは前の年度より5.0%増加し、76万9022件だったと発表しました。
また、心身に重大な被害を及ぼしたとみられるいじめの「重大事態」も増加し、ともに過去最多となりました。
いじめと重大事態が増えた一因として文科省は、教員らがいじめや、いじめの重大事態を積極的に報告するケースが増えたことも理由だとしています。
ただ、重大事態のおよそ35%は当初いじめとして認知されておらず、重大事態となってはじめて把握されたということで、文科省は「教員が1人で問題を抱え込み、組織的な対応ができないことがあった」としています。
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