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歌手クリス・ハートの元妻でシンガー・ソングライターの福永瞳が30日までにインスタグラムを更新。ハートとの離婚や子どもの親権をめぐり、思いを明かした。
福永は、「昨夜初めて、子どもと離れて暮らさざるを得なくなった親の自助グループに参加させていただきました」と報告。参加者について「頭も心も全く追い付かない深い傷を負いながら、ただただ、子どもたちのために何が出来るだろうと考えていらした」と記し、「やはり強く感じるのは、最初に連れ去った側が勝ち、連れ戻そうとした側は罰せられる明らかな法の理不尽さ。(虐待や不貞もないのに)ふざけている」と憤った。
続けて「今の日本は、解釈によって法律をかいくぐり、そこに正義も倫理もないまま、多くの親子の人生がもてあそばれています」と訴え、「声を上げられず泣き寝入りする親。絶望の末に自ら命を絶った親。そして何よりも、納得のいく説明もないまま、愛するパパママ、じーじばーば、いとこ、友人との再会を断たれ、不慣れな環境に身を置かざるを得なくなった日本の子どもたち。私は、彼ら一人ひとりに、奪われた人権を取り戻したい」との思いをつづるとともに、「そのための、確固たる前例をつくる」と宣言した。
「険しい道のりであることは重々承知の上ですが、私たちの日本の子どもたちに、決して納得のいく説明ができない、今のこの不可解で不条理な世のあり方を、このまま見過ごすことはできません」と福永。「不器用ですが、武士のようなこの性格を、生きているうちに世の中のために少しでもお役に立てたいと思っています。がんばろう、おー!!」と意気込みをつづった。
ハートと福永は13年に結婚し、3人の子どもをもうけるも、23年4月に離婚を発表。ハートは8月20日、自身のX(旧ツイッター)で、子どもの監護権をめぐる家庭裁判所での裁判が終結し、「家庭裁判所は、これまで通り私が親権・監護権を持ち、子どもたちを養育していくことを認めました」と報告していた。
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福永も自身のインスタグラムでハートの報告に言及。「報道や投稿をご覧になった方の中には、『親権が母親にないのは、母親側に欠点があったからでは』と思われた方もいるかもしれません。けれどもわたしは、離婚当時に公表した通り、離婚後も父と母が協力して子育てを続けることを望んでいました。子どもたちのために、仲の良いパパとママであり続けたかったのです。そのため、親権をめぐって弁護士を立て争う道を、当時のわたしはどうしても選べませんでした。しかし現実には、一度譲った親権を取り戻すことは極めて困難であり、それを覆すのはほとんど不可能でした」と、これまでの経緯を振り返っていた。
また、「今回審理されたのはあくまで子どもの親権・監護権に関してであり、離婚に関しては言及されたものの審理されたわけではありません。今後、それらの点については、必要な法的手続きを通して事実を明らかにしていきたいと考えています」と、離婚をめぐってハートと争う意向を示していた。
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