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所属事務所ADOR(アドア)からの独立を宣言したガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)メンバーが、同事務所との専属契約をめぐる法廷闘争で敗訴した。韓国各メディアが伝えた。
ソウル中央地裁民事合議部は30日、ADORがメンバー5人を相手に起こした専属契約有効確認訴訟の判決公判を行い「原告と被告の間に、4月21日に締結された各専属契約が有効であることを確認する。訴訟費用は被告が負担する」と判決を出した。
裁判所はメンバー側が主張した、事務所による専属契約違反の理由をすべて認めなかった。またメンバー5人が主張した、生みの親とも言われるミン・ヒジン氏の代表解任について「(メンバーと事務所)双方の信頼関係破綻の理由にはならない」と判断した。
裁判所は「ミン・ヒジン氏が原告の代表職から解任されたという事情だけでは、マネジメントの空白が発生したとか、その業務を遂行する能力がないとみることは難しい。ミン・ヒジン氏の役割について、原告がマネジメント業務を任せることが専属契約に記載されていない。そのため動機、目的にならない。5人がミン・ヒジンに対して高い信頼感を持っているだけで、ミン・ヒジン氏を代表として保障することが、専属契約上の重大な違反とはいえない」と強調した。
5人の代理人は「メンバーたちは裁判所の判断を尊重するが、すでにADORとの信頼関係が完全に破綻した現状で、ADORに復帰して正常な芸能活動を継続することは不可能だという立場だ。メンバーたちは、1審判決に対して直ちに控訴する予定。控訴審では、事実関係および専属契約解除に関する法的問題をもう1度、総合的に調べ、賢明な判決を出すことを願っている」とコメント。敗訴決定直後、NewJeans5人側は控訴した。
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