元スノボ五輪代表のタレント、高市早苗首相への批判に異論「“一個人”としての女性に矛先」

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2025年10月31日 11:30  日刊スポーツ

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成田童夢(2024年11月撮影)

06年トリノオリンピック(五輪)のスノーボード男子ハーフパイプ日本代表でタレントの成田童夢(40)が31日までにX(旧ツイッター)を更新。トランプ米大統領との会談をめぐる高市早苗首相への一部の批判に異を唱えた。


高市氏をめぐっては、28日に神奈川県横須賀市の米軍横須賀基地に停泊している米原子力空母「ジョージ・ワシントン」上で行われたトランプ米大統領の演説に「飛び入り参加」した際、トランプ氏の横で拳を上げて笑顔を見せたり、トランプ氏から肩を引き寄せられる場面もあり、賛否を呼んでいる。また、首脳会談に臨む際にトランプ米大統領と腕を組んで歩くなどエスコートされた姿も物議をかもしている。


成田は「私はお恥ずかしい話、これまで政治にはあまり関心を持っていませんでした」と明かした上で、「しかし“初めて女性総理が誕生した”という出来事はまさに歴史的快挙であり、そこに至るまでどれほど険しい道のりがあったのかと想像するだけで胸を打たれます」と高市氏が憲政史上、初の女性首相に就任したことをたたえ、続けた。


「就任直後にはASEAN会合、続いてトランプ大統領との会談。ごく短い時間の中で、これほどまでに距離を縮め、友好的な関係性を築ける力量は、誰にでも真似できるものではないと思うのです」と私見を述べた。


続けて「それにもかかわらず『媚びている』『女性を利用している』といった声が一部で聞かれます」と一部の批判に言及。「けれども、それは総理としての政策や判断に対する批判ではなく、“一個人”としての女性に矛先を向けているに過ぎない。その視点の狭さこそが、むしろ浮き彫りになっているように感じます」と指摘。


「政策や国の方向性について意見を述べることは健全であり必要です。ただ、個人を批判や攻撃するのであれば−−同じ立場、すなわち“総理”という責任を背負ってから語るのが筋ではないでしょうか」と持論を展開した。

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