「冷凍餃子ってどれがおいしい?」「うまく焼くコツは?」餃子マニアに聞いた「おすすめ冷凍餃子」3選

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2025年11月04日 20:30  All About

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昨今、ますますクオリティーが高まっている 「冷凍餃子」。今回は、餃子マニアおすすめの「おいしい冷凍餃子」3品をピックアップ。おいしく焼くためのコツとあわせてご紹介します。※画像:筆者撮影
種類が豊富にある「冷凍餃子」は、手軽に作れて夕食のメインにもなる冷凍食品。今回は、スーパーなどで買えるおすすめの冷凍餃子3品と、おいしく作る餃子の焼き方を「一般社団法人焼き餃子協会」の小野寺 力さんに教えてもらいました。ぜひチェックしてみてくださいね。

1. 餃子計画「創業の味 生餃子」

餃子計画「創業の味 生餃子」12個入

最初に紹介するのは、餃子計画「創業の味 生餃子 12個入」です。餃子専門店で買えるような“生餃子” を、冷凍食品で手軽に楽しめます。中には国産の豚肉、野菜にんにくがたっぷり入っています。
生餃子を冷凍のままフライパンで焼いて作ります 

餃子マニアの小野寺さんによると、「餃子計画の生餃子は、皮と餡が生のまま冷凍されています。餃子の下味には黒酒や黒糖が使われているため、うまみがしっかり引き出されているんです」とのこと。
お店レベルの餃子が5分ほどで出来上がり! 

作り方は簡単です。フライパンをよく温め、油をひき、餃子を凍ったまま並べたら中火にし、餃子の高さの3分の1ほどの水を加えてフタをします。そのまま中火で4〜5分ほど蒸し焼きにして、出来上がりです。
食べた瞬間、もちっとジューシーな味わいに驚きます! 

ひと口食べると、もちもちとした皮からお肉のジューシーなうまみがじゅわっとあふれます。ニンニクと下味がしっかりついているため、何もつけずに食べても十分に満足できる味。お店で食べているかのようなクオリティーに驚きます。

2. 大阪王将「神焼き羽根つき餃子」

大阪王将「神焼き羽根つき餃子」10個入 

続いて紹介するのは、大阪王将「神焼き羽根つき餃子 10個入」です。

小野寺さんによると、「初めて餃子を焼く人に特におすすめしたい冷凍餃子です。水なし、油なしはもちろん、1個ずつ並べる手間もありません。フライパンに餃子まるごと全て置いて焼くだけで、誰でもキレイに羽根つき餃子が焼き上がります」とのこと。
1個ずつ餃子を並べる手間いらず! 油、水、フタも不要 

作り方は、餃子10個を袋から開けて、まるごとフライパンで中火で5分程度焼くだけです。 油、水、フライパンのフタも不要。羽根の部分に焼き目がついたら出来上がりです。
簡単にパリパリの羽根付き餃子の完成!

筆者も実際に焼いてみたところ全く油ハネなし! ガスコンロに油が飛び散らないので掃除する手間が省けました。
何も動かさず焼いただけなのに、両面&中までしっかり火が通っていて驚き! 

簡単に作れるのに、餃子の味は本格的です。食べてみると、お肉とキャベツやニラなどの野菜がバランスよく入っており、パリパリザクザクの羽根の食感が文句なしにおいしい!

付属の大阪王将秘伝のタレとも相性が抜群で、一度食べたらやみつきになる味わいです。

3. 味の素「コクうま味噌ギョーザ」

味の素「コクうま味噌ギョーザ」12個入 

最後に紹介するのは、味の素「コクうま味噌ギョーザ 12個入」です。こちらは、2025年8月に発売された新商品です。
油・水いらずで簡単! 食べる前から味噌の香ばしい香りがします

小野寺さんによると、「これまでにも餃子の隠し味として味噌がよく使われてきました。餃子と味噌の相性の良さは知られていましたが、この商品は、味噌の風味を主役にしている点が斬新です。しっかりと味噌の味を感じますが、しょっぱ過ぎず食べやすく仕上がっています」とのこと。
味噌の味わいがガツンと感じられて美味! 

食べてみると、程よいコクのある味噌の風味がお肉によく合っています。味噌がしっかりと主役になっており、今までになかった新しいタイプの冷凍餃子だと思いました。

味噌と同時にニンニクもしっかり効いていて、ガツンとした餃子を存分に堪能できます。

餃子マニアが教える! 「餃子をおいしく焼くコツ」

餃子は膨らむので少し隙間をあけて焼くのがポイント!

続いて小野寺さんに、おいしく餃子を焼くコツを教えていただきました。

「おいしい餃子には、『もちもちな皮』『ジューシーな餡』『パリパリの焼き目』の3つの要素が大切。この3つを作るためには、フライパンの温度を一定に保ちながら蒸して焼き上げていくとおいしく焼き上げることができます」(小野寺さん)

餃子をおいしく焼く手順

1. フライパンを予熱する(初心者はフライパンに水を入れ、沸騰したら捨てる温め方がおすすめ)

2. 火を止めて油をたっぷりひき、餃子の底面に油を馴染ませながら置く(餃子は膨らむので隙間をあける)

3. フライパンの底面から高さ1〜2mmぐらいまでお湯を入れる(餃子の皮についている粉を落とすようにしてお湯を入れる)

4. フタを閉じて、強めの中火にかける(フタは途中であけないように注意!)

5. 4〜5分経ったらフタをあけ、蒸気を飛ばしていく

6. 水分がなくなったところから焼き目がついていくので、水分が残っている部分に火が当たるようにフライパンを動かして、まんべんなく水分を飛ばす

7. 水分がなくなって底面が薄い茶色になったら、平らな丸皿を餃子の上にのせて指先で押さえつつ、フライパンを90度以上傾けて皿の間から余った油を捨てる。そのままフライパンをひっくり返して、餃子を皿に移したら出来上がり!

小野寺さんによると、「基本的に、おいしい餃子はおいしく焼いたら、何もつけなくても十分おいしく食べられます。餃子そのものの味を味わってほしいので、まずはタレなしで食べていただきたいですね」 とのこと。

いかがでしたか。簡単におうちごはんのメインになる冷凍餃子。気になる商品がありましたら、ぜひ試してみてください。

【教えてくれた人】
一般社団法人焼き餃子協会 代表理事 小野寺 力(おのでら ちから)さん
お取り寄せ餃子と、餃子を簡単においしく焼く方法を研究する餃子マニア。TBS系「マツコの知らない世界」で餃子マニアとして出演するなど多方面で活躍中。

※商品の在庫状況は日々変動するため、紹介した商品が「在庫なし」となる場合もあります。あらかじめご了承ください。

市岡 彩香プロフィール

グルメ情報を中心にWebメディア、雑誌などで執筆する傍ら、ナレーターやMCとして活動する「話せるフードライター」。トレンドのリサーチは欠かさず、年間500以上の新商品を試食。All About グルメガイド。
(文:市岡 彩香(フードライター))

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