
1. 餃子計画「創業の味 生餃子」

最初に紹介するのは、餃子計画「創業の味 生餃子 12個入」です。餃子専門店で買えるような“生餃子” を、冷凍食品で手軽に楽しめます。中には国産の豚肉、野菜にんにくがたっぷり入っています。

餃子マニアの小野寺さんによると、「餃子計画の生餃子は、皮と餡が生のまま冷凍されています。餃子の下味には黒酒や黒糖が使われているため、うまみがしっかり引き出されているんです」とのこと。

作り方は簡単です。フライパンをよく温め、油をひき、餃子を凍ったまま並べたら中火にし、餃子の高さの3分の1ほどの水を加えてフタをします。そのまま中火で4〜5分ほど蒸し焼きにして、出来上がりです。

ひと口食べると、もちもちとした皮からお肉のジューシーなうまみがじゅわっとあふれます。ニンニクと下味がしっかりついているため、何もつけずに食べても十分に満足できる味。お店で食べているかのようなクオリティーに驚きます。
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2. 大阪王将「神焼き羽根つき餃子」

続いて紹介するのは、大阪王将「神焼き羽根つき餃子 10個入」です。
小野寺さんによると、「初めて餃子を焼く人に特におすすめしたい冷凍餃子です。水なし、油なしはもちろん、1個ずつ並べる手間もありません。フライパンに餃子まるごと全て置いて焼くだけで、誰でもキレイに羽根つき餃子が焼き上がります」とのこと。

作り方は、餃子10個を袋から開けて、まるごとフライパンで中火で5分程度焼くだけです。 油、水、フライパンのフタも不要。羽根の部分に焼き目がついたら出来上がりです。

筆者も実際に焼いてみたところ全く油ハネなし! ガスコンロに油が飛び散らないので掃除する手間が省けました。

簡単に作れるのに、餃子の味は本格的です。食べてみると、お肉とキャベツやニラなどの野菜がバランスよく入っており、パリパリザクザクの羽根の食感が文句なしにおいしい!
付属の大阪王将秘伝のタレとも相性が抜群で、一度食べたらやみつきになる味わいです。
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3. 味の素「コクうま味噌ギョーザ」

最後に紹介するのは、味の素「コクうま味噌ギョーザ 12個入」です。こちらは、2025年8月に発売された新商品です。

小野寺さんによると、「これまでにも餃子の隠し味として味噌がよく使われてきました。餃子と味噌の相性の良さは知られていましたが、この商品は、味噌の風味を主役にしている点が斬新です。しっかりと味噌の味を感じますが、しょっぱ過ぎず食べやすく仕上がっています」とのこと。

食べてみると、程よいコクのある味噌の風味がお肉によく合っています。味噌がしっかりと主役になっており、今までになかった新しいタイプの冷凍餃子だと思いました。
味噌と同時にニンニクもしっかり効いていて、ガツンとした餃子を存分に堪能できます。
餃子マニアが教える! 「餃子をおいしく焼くコツ」
続いて小野寺さんに、おいしく餃子を焼くコツを教えていただきました。
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餃子をおいしく焼く手順
1. フライパンを予熱する(初心者はフライパンに水を入れ、沸騰したら捨てる温め方がおすすめ)2. 火を止めて油をたっぷりひき、餃子の底面に油を馴染ませながら置く(餃子は膨らむので隙間をあける)
3. フライパンの底面から高さ1〜2mmぐらいまでお湯を入れる(餃子の皮についている粉を落とすようにしてお湯を入れる)
4. フタを閉じて、強めの中火にかける(フタは途中であけないように注意!)
5. 4〜5分経ったらフタをあけ、蒸気を飛ばしていく
6. 水分がなくなったところから焼き目がついていくので、水分が残っている部分に火が当たるようにフライパンを動かして、まんべんなく水分を飛ばす
7. 水分がなくなって底面が薄い茶色になったら、平らな丸皿を餃子の上にのせて指先で押さえつつ、フライパンを90度以上傾けて皿の間から余った油を捨てる。そのままフライパンをひっくり返して、餃子を皿に移したら出来上がり!
小野寺さんによると、「基本的に、おいしい餃子はおいしく焼いたら、何もつけなくても十分おいしく食べられます。餃子そのものの味を味わってほしいので、まずはタレなしで食べていただきたいですね」 とのこと。
いかがでしたか。簡単におうちごはんのメインになる冷凍餃子。気になる商品がありましたら、ぜひ試してみてください。
【教えてくれた人】
一般社団法人焼き餃子協会 代表理事 小野寺 力(おのでら ちから)さん
お取り寄せ餃子と、餃子を簡単においしく焼く方法を研究する餃子マニア。TBS系「マツコの知らない世界」で餃子マニアとして出演するなど多方面で活躍中。
※商品の在庫状況は日々変動するため、紹介した商品が「在庫なし」となる場合もあります。あらかじめご了承ください。
市岡 彩香プロフィール
グルメ情報を中心にWebメディア、雑誌などで執筆する傍ら、ナレーターやMCとして活動する「話せるフードライター」。トレンドのリサーチは欠かさず、年間500以上の新商品を試食。All About グルメガイド。(文:市岡 彩香(フードライター))
