落合博満氏、来年創設の長嶋茂雄賞は「規定がない」、「誰を選ぶのかというのは、もっと大変」
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2025年11月16日 09:34 ベースボールキング

現役時代の長嶋茂雄氏 (C) Kyodo News 16日に放送された『サンデーモーニング』(TBS系)の人気コーナー『スポーツご意見番』に出演した落合博満氏と中畑清氏が、来年から創設される『長嶋茂雄賞』について言及した。
長嶋茂雄賞は、『長きにわたって、多くのファンに愛され、感動を与え、プロ野球の発展に多大な貢献をされた故・長嶋茂雄氏の功績を称える目的により制定され、日本プロ野球12球団の選手のうち、2026年シーズン以降、その年の公式戦およびポストシーズンの公式戦において、走攻守で顕著な活躍をし、かつ、グラウンド上のプレーにおいて、ファンを魅了する等、日本プロ野球の文化的公共財としての価値向上に貢献した野手を選出し表彰』とされている。
落合氏は「沢村賞みたいにきちっと何試合、何勝、防御率いくつ、何イニングという規定があればいいんだけど、規定がないでしょう。選考委員会に選ばれる人は大変だけど、それを誰を選ぶのかというのは、もっと大変だと思う」と自身の見解を述べた。
現在のプロ野球界で長嶋茂雄賞にふさわしい選手について問われた落合氏は「現在では見当たらないですね。それだけ長嶋さんはすごい方。数字だけじゃなく、ファンを魅了する両方持った選手は今のプロ野球界にいるかと言ったら存在しないと思う」と話した。
中畑氏は「数字を持ちながらファンを魅了する。ファンを魅了する、あの人が見たいんだと思って球場に来てくれる選手が、数字じゃなくてね、そういったプレーヤーが出てくれたら長嶋茂雄賞にふさわしいのかなと、そういう気がする」と述べた。
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