画像提供:マイナビニュース食べ方や歩き方、運動、睡眠などの生活習慣を見直すだけで、肌や体つきなどの見た目年齢に10歳もの差がつくことがあるそうです。本記事では、抗加齢の専門家である白澤卓二氏監修の書籍『科学的に正しい一生老けない方法100』(宝島社新書)から、老化を食い止め、若返りを助ける習慣の一部を抜粋して紹介します。
○メニューにあったら積極的に選びたい「ほっけ焼き」で若返り&脂肪対策
居酒屋のメニューには、つい手が伸びてしまう高カロリーな料理がずらりと並んでいます。揚げ物やこってりしたつまみを、アルコールの勢いにまかせて食べていると、体重も体脂肪も着実に増えていく一方。特に年齢を重ねると代謝が落ち、中性脂肪がたまりやすくなるうえ、血圧も上がりやすくなります。放っておけば体の中身も見た目も老け込んでしまう危険があるのです。
そんなときこそ、積極的にとりたいのが魚。居酒屋で注文すべきおすすめメニューが「ほっけ焼き」です。実はこのシンプルな一品には、ダイエットと若返りの両面で頼もしい栄養が詰まっているのです。
まず注目すべきは、豊富なたんぱく質。たんぱく質は食後の代謝を高め、カロリーを効率良く燃焼させる働きがあります。また、アルコールの分解に欠かせない栄養素でもあるため、飲酒時の肝臓をサポートしてくれる優秀な存在です。
さらに、ほっけには若返りビタミンとして知られるビタミンB₂が多く含まれています。ビタミンB₂は脂質代謝を促し、体に蓄積された脂肪の分解をサポート。脂っこい料理を少し食べすぎてしまったとしても、リカバリー効果が期待できます。
そして、ビタミンEの存在も見逃せません。ビタミンEは血管と肌をしなやかに保ち、血行を促進して肌の老化を防ぎます。
さらに、骨の健康を支えるビタミンDも豊富で、加齢とともに弱りやすい骨を若返らせる働きをサポートします。
干物として開きにされたほっけは、水分が抜けることで栄養が凝縮され、カルシウムなどのミネラルも摂取しやすくなるという利点があります。
良質なたんぱく質や脂肪酸も含まれ、血圧や中性脂肪を下げる働きも期待することができます。
こうした栄養バランスの良さから、飲み会で「とりあえずほっけ」と頼むのは、中高年の健康を守るうえでも理にかなった選択です。味も良く、食べ応えもあり、しかも栄養満点なほっけ焼きは健康を気づかう人の心強い味方になるでしょう。
○『科学的に正しい一生老けない方法100』(白澤卓二 監修/宝島社 刊)
食べ方、歩き方、考え方、運動、休息、睡眠などの生活習慣しだいで「一生老けない」ことも可能です!
肌や体つきなど、見た目年齢に10歳差がつく科学的に正しい習慣をお茶の水健康長寿クリニック・白澤卓二院長が指南。
これまで抱いていた健康常識が一変する「過度な糖質制限は血管を老化させる」といった100の老化防止メソッドを一挙紹介します。
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