衆院定数減、1年以内に結論=今国会で大枠法案―自維合意
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2025年11月21日 10:01 時事通信社

自民党と日本維新の会は21日、衆院議員の定数削減に関する実務者協議を国会内で開いた。額賀福志郎衆院議長の下に置かれ、与野党各党が参加する衆院選挙制度協議会で削減数など具体的な内容を検討し、1年以内に結論を得ることで合意。そうした大枠の工程を盛り込んだ法案を今国会に提出し、成立を図るとした。
現在の衆院定数は465(小選挙区289、比例代表176)。自維の連立政権合意書に明記された削減目標は1割で、関連法案を今国会に提出し、成立を目指すとしている。
実務者協議では、新たな定数として「420人を超えない範囲」とする水準を法案に記す方向でも一致した。定数を45以上減らす計算となる。対象を比例にするか小選挙区にするかは書き込まないという。
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