ママスタ小さい子どものお世話をしながらご飯の準備をするのは、想像以上に大変なことですよね。子どもにも目を配らないといけないですし、調理の途中で手をとめることもあるでしょう。それに子育てや家事をしながら献立を考える、買い物に行くのもママにとっては負担になっているはず。でもそのようなことを全く知らない旦那さんもいるようです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。
『昨日の夕飯に豚汁とほうれん草の胡麻和え、焼き鯖と納豆ご飯を出しました。それを見て旦那が「誰でも作れそうなご飯だな」と言ってきました。「どういう意味?」と聞いたら、ほうれん草の胡麻和えは、ほうれん草を茹でて胡麻であえるだけしでしょ? 魚は焼くだけでしょ? 豚汁も野菜を切って肉入れて終わりでしょ? と言われました。しかも「たまには手の込んだ料理が食べたい。上司の奥さんは、どの料理も1から手料理らしいよ! しっかり煮込んだり時間をかけている」と』
投稿者さんが作った夕ご飯を見た旦那さんは、メニューに抵抗があったようです。「誰でも作れる」と軽く考え、手抜き料理だと思っていることがうかがえます。旦那さんが心の中で思うならまだいいとしても、それを言葉にして投稿者さんに伝えてしまいました。また上司の奥さんと比較するなど、許し難い発言もしています。これに対して投稿者さんも反論をしているようですが……。
『頭にきたから「明日あなたが1から料理を作って手本を見せてくれる? それができなかったら、文句言わないで!」と言ったら、「料理は奥さんの仕事でしょ? まぁ明日は頑張ってみてよ!」と言われました。1歳の子どもがいるのに、手の込んだ料理を作れるわけがない! 昨日の夕飯は、文句を言われるようなメニューですか?』
投稿者さんは旦那さんに「手本を見せて」と言っていますが、「料理は奥さんの仕事」と考えている旦那さんは投稿者さんの言葉に耳を貸しません。旦那さんが考える料理は手の込んだものを意味しているのでしょうから、投稿者さんとしてもイラッとしますよね。そもそも投稿者さんが思うように、今回のメニューは旦那さんが文句を言うほどのものなのでしょうか。
手の込んでいる料理とは?
『私から見れば、豚汁は手の込んだ料理だし、焼き魚は焼いた後の片付けにも手間かかる。ほうれん草の胡麻和えは、意外と味の調整が難しいよね。何より献立を考えるだけで大変だよ』
『料理しない人は「手の込んだ」の実情がわかっていない。野菜を切ることは「手の込んだ」にカウントせずに、煮込みや焼く時間が長いと「手間暇をかけている」と思っている』
投稿者さんが作ったメニューは、手間がかかるものばかりです。野菜を切ったり味の調整をしたり、それに片づけまで含めると時間もかかりますね。料理は煮込んだり焼いたりする時間が長ければいいということではないでしょう。旦那さんは大きな勘違いをしていると考えられます。
妻の料理に平気でケチをつける旦那さんへ抱く気持ち
『料理を作れない男ほど、人の作った料理にケチつけるよね』
『妻の努力と献身を踏みにじり、ヘラヘラと無神経なことを言って、後に離婚につながるとは夢にも思わない想像力のなさ』
料理に文句を言う旦那さんは、投稿者さんの努力を全く理解していません。それどころか、料理を作る手間や時間を否定するような発言をしています。テーブルに並ぶ料理の裏側をきちんと考えない旦那さんには、人としてどうなの? と感じてしまう部分もありそうですね。料理を作ったことがないからこそ大変さがわからないのでしょうが、それなら作ってみてから文句を言って! と思ってしまいますね。
投稿者さんが旦那さんに対してできることは?
実際に旦那さんに料理を作ってもらう
『誰でも作れるなんて言い方がムカつくから、子どもの世話をしながら同じ内容を作らせてみたら? 食事を用意する大変さがわかるのでは?』
旦那さんが「誰でも作れる料理」というなら、言った本人である旦那さんでも作れるということですよね。それなら子どものお世話をしながら旦那さんに同じものを作ってもらうのはいかがでしょうか。食材の購入や調理はもちろん、片付けまで含めて全てやってもらいます。それを経験すれば、旦那さんも料理を作ることがいかに時間と手間がかかる大変な作業なのかがわかるのではないでしょうか。
旦那さんの分は作らない
『文句があるなら、もう作らない! でいいよ』
『まともに取り合わなくていいんじゃない? 今後、返事は全て「あ、無理ですね。私、手の込んだ料理は作れないんで」でいいと思う』
料理に文句を言うなら、今後は旦那さんの分は作らない! そのような強硬な姿勢でいるのもよいのかもしれません。さすがに旦那さんも怒るでしょうが、「手の込んだ料理は作れない」と言い返すこともできそうです。作ってもらった料理に文句を言うこと自体許し難いこと。投稿者さんの気持ちを旦那さんに理解してもらうためにも、このくらいのことをしてもよいのかもしれません。
反撃した投稿者さん!旦那さんとはどうなった?
『昨日は夕飯を作りませんでした。「手本を見せて。今時ご飯を作るのは嫁の仕事なんて古い。今日は作らない。家にあるもので、1から作って」と言いました。そうしたら「俺は仕事で疲れている」や「上司の奥さんを見習ってよ!」などうるさいので、「私も子どもの世話をして疲れているわ。上司のところは、お子さんが大きくなって一緒に住んでいないし、生活レベルも全然違うでしょ」などと言ったら、旦那も仕方なく作っていた。でもウィンナーを焼いただけ。卵焼きは失敗してスクランブルエッグになり、納豆とご飯。「さぞかし立派なものを作るのかと思ったらこれ? 誰でも作れるような料理を作れないのは、どういうことだろうね?」と言ったら黙りました(笑)』
投稿者さんは、夕ご飯を作らずにいたそうです。しかも旦那さんに手本を見せるように言いつつ、投稿者さんの気持ちもぶつけていますね。旦那さんは仕方なくご飯を作ったのでしょうが、メニューは……。
今回のことで旦那さんも投稿者さんの気持ちや投稿者さんが毎日手間や時間をかけて料理を作っていることがわかってきたのではないでしょうか。ここまで強く旦那さんに言えるママはそう多くはないのかもしれませんが、スッキリするにはママの抵抗も大切なのかもしれません。
文・こもも 編集・まな イラスト・マメ美
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