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今季まで阪神に在籍したジョン・デュプランティエ投手(31)の退団が決まった。阪神は同投手と残留交渉を続けてきたが13日、竹内孝行球団副本部長が「デュプランティエ投手との契約交渉を続けておりましたが、契約交渉を終了しました」と残留交渉を打ち切ることを発表。ソフトバンクへの移籍が決定的で、リーグ初連覇への貴重なピースが欠ける。
デュプランティエは来日1年目での今季15試合に先発し、2完封を含む6勝3敗、防御率1・39と2年ぶりリーグ制覇に貢献。8月に下肢のコンディション不良で離脱したが、ソフトバンクとの日本シリーズ第2戦には先発として復帰登板した。日本を離れた後も2年目に向けて契約交渉を継続していたが難航。球団関係者は「マネーゲームはしない」としながらも、2日公示の契約保留選手名簿から外れて自由契約になってからも契約交渉を継続してきた。
竹内副本部長は「契約社会だから仕方がない」と話したが、新外国人を含め獲得には「もちろんそれは動きます」と先発候補の新戦力獲得にかじを切る。契約保留選手名簿から外れているラファエル・ドリス投手(37)との契約交渉は継続中だ。
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