
大阪府在住の60代女性・カズさんが思い出すのは、すでに大人になった娘がまだまだ幼かったころのこと。
言葉を覚えたばかりの娘がご近所さんを「おばはん」と呼んでしまったのだという。
突然のことに、カズさんは大慌てで......。
幼い娘が...(画像はphotoAC)
<カズさんからのおたより>
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娘が保育所に通っていた2歳前後のころのことです。ようやく言葉を覚えたばかりでした。
ある日、お向かいにおひとりで住んでおられたおばあちゃん(90歳くらいかなぁ)に「こんばんは」と挨拶したら、娘は覚えたばかりの言葉を大声で叫んだのです。
「おばはーん!」
慌てて謝ったら...
私は慌てて「すみません」と謝りました。
すると、おばあちゃんは笑いながら「幼稚園や保育所に行ったら、良いことも悪いことも覚えてきます。かまへんかまへん。私も子供4人育てたからようわかるよ」とおっしゃってくださったのです。
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その言葉にすごく励まされたのを覚えています。
おばあさんの言葉に感謝(画像はphotoAC)
そんな娘も今は中学校の教師になり、毎日頑張っています。
あの時の優しいお言葉のおかげで、私もゆったりと子どもを見守ることができた気がします。
おばあちゃん、ありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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