「信頼の根拠として悪用されている可能性が」自民府議が国保逃れの不正に維新議員の関与疑惑を指摘…ネットは「事実なら大爆弾」と騒然

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2025年12月14日 11:10  web女性自身

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12月10日、大阪府議会で自民党の占部走馬府議会議員(41)が、国民保険健康を巡り大阪維新の会の議員の関与が取り沙汰される“ある疑惑”を追及し、波紋が広がっている。



占部氏は、検索サイトで「フリーランス・社会保険」と検索すると出てくるというある広告の画面を提示。「通常、個人事業主や企業に属さない方は国民健康保険に加入していますが、この広告にあるように一定の所得以上の方が最低額の社会保険に加入してその費用を抑える手口があるようです」と、保険料を安くする手口が横行している状況を紹介。



その手法は、「一般社団法人の理事に少額報酬を支払い、社会保険加入資格を得させる実質的な制度の悪用」だといい、「保険料を下げたい、厚生年金に入りたいフリーランスを集め、法人が理事報酬や取り分、法人負担の保険料を協力金などの名目で徴収」することで、その資金で最低額の社会保険に加入させる仕組みだという。



「実動はアンケート回答程度」で法人に実態はないといい、保険制度の「脱法的運用」と指摘。弁護士からも”グレーまたは違法”の可能性が示されているというが、ネット上には多数の同様の手口の広告や法人が存在するという。



そこで占部氏は、社会保険料の負担減を公約に掲げる日本維新の会の代表でもある吉村知事に、まず同手法についての所見と、与党として今後の制度の規制への働きかけについて質問した。



吉村知事は「違法性の判断というのはしかねます」とした上で、「不正が疑われるような事例が判明した時は、保険者において資格取り消しなど、適切な措置が行われる」と一般論で回答。



今後の規制について再び問われると吉村知事は、「ご指摘の事案というものがですね、まさにその不正であればこれは当然許されるものではない」といい、「この保険について適切に運用されるようにしてまいりたいという風に思います」と述べるに止めた。



「制度悪と言われる脱法的な行為」の規制の議論を進めるべきだとした上で、同手法が横行していることを知ったきっかけとして、ビジネス交流会で同手法の勧誘を受けた人物からの相談をあげる占部氏。



相談者が勧誘者に「違法ではないか?」と尋ねたところ、なんと勧誘者は「維新の会の議員も多く利用しているので問題ない」と説明をしたのだという。占部氏は、維新が「信頼の根拠として悪用されている可能性がある」と指摘し、利用されているのが事実でなければ「注意喚起が必要」と助言した。



一方で、勧誘者が示した法人の登記簿によると、法人の代表理事は「維新の会の衆議院議員の元公設秘書であり、県議選の公認候補者」だといい、「理事が660名もいるその法人の中には、維新の会の議員と同姓同名の方も複数おられました」と指摘。



占部氏は「これでは維新の会の議員が多数利用しているという発言に、一定の信憑性を持ちかねない」と釘を刺し、さらに「入会案内では《社会保険に加入して節約できる》とはっきりと明記している」と発言。吉村知事に調査して対応するよう求め、次の質問に移った。



「維新といえば、奥下剛光衆議院議員が、政治資金でキャバクラやラウンジでの飲食費を支払った問題が発覚したばかり。占部氏の質疑の内容が事実であった場合、グレーな手法で私腹を肥やすことが維新の中で状態化していると言われかねません。与党となって、さらに”身を切る改革”を掲げている維新には、今後も厳しい目が向けられるでしょう」(全国紙政治部記者)



この質疑の動画がXで拡散し、維新への疑惑の目が向けられている。



《ここで指摘されている維新の国保逃れが事実なら大爆弾だな。以前の年金未払い議員どころの騒ぎではない。払うべきものを脱法手口で逃れて、さらに勧誘までしているとなれば、関係議員は全員議員辞職だろう》
《コレめっちゃヤバない? 国民健康保険逃れに維新の関係者が絡んでるとか大阪府議会で出たらしいやん なんか慌ててる知事さんおるぞ?》
《維新の会はまた、脱法ではあるが違法ではない、で済ませるのかな。けっこう大問題じゃない?》



組織的な”脱法スキーム”であれば批判は免れない。事実の解明が待たれる。

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