限定公開( 4 )

日本ハム新庄剛志監督(53)の1年を追ったドキュメンタリー「新庄剛志・球界のアンチテーゼ〜2025 ライバルとの劇戦の記憶〜」が14日にCSフジテレビONE、FODで放送、配信された。番組内で新庄監督は、ミーティングをしない理由を語った。
「僕はミーティングをすることはないです。ミーティングをすると説得力がなくなるという僕の考えなんで」
選手たちの前に出て、全員に何かを伝える方式は取っていないという。その代わりに個々に対して言葉やインスタグラムのDMを通じてメッセージを送る。
「例えば、活躍できなかった次の日に言わないといけない選手、これを2日後に言わないといけない選手…これは一緒に生活していかないとわからないから。これは僕だけにしか分からないです」
個別に、最もメッセージが伝わりやすいタイミングを計ってアクションを起こすのが新庄流の個別ミーティングだ。
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北山亘基投手(26)は新庄監督から「例えば、技術を細かく1個1個というよりは、『こういうことができたら、もっといいピッチャーになるよね』とか『ここで、こういう幅が持てるピッチャーになれたらいいね』みたいな感じのことを言われるので。僕たち選手は、それをみつけるためにどうしようか。そこはおのおのの考えで練習していくんですけど」と証言した。
伊藤大海投手(28)は「言ったことがそうなっている…未来知ってんのかなって思うときもたまにあるんですけど(笑い)。やっぱそういうのって、言葉にするからそうなるのであって、内に秘めていてもしょうがない部分っていうのは、もちろんあると思うので。発言することにちゅうちょがないというか、選手にも伝わりますし、選手もそれに応えようとしますし。人の心を動かすのが本当に天才的だなと思います」と話すなど、選手たちもタイミングよく伝えられる言葉に敏感になっているようだ。
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