
年末から年明けにかけては寒気が流れ込みやすく、正月寒波となる可能性があります。近畿は、北部で雨や雪の日が多く、中部・南部では晴れる日が多いでしょう。ただ、2日(金)から3日(土)頃は、中部・南部にも雪雲が流れ込む可能性があり、雪の降り方に注意が必要です。1日(木・祝)元日の初日の出は、南部を中心に見られそうです。
今日29日 近畿は次第に雲が広がり雨の所も

今日29日の近畿は、高気圧に覆われますが、次第に日本海から気圧の谷が近づくでしょう。南部はおおむね晴れますが、中部・北部では、晴れている所も段々と雲が多くなり、雨となる所がある見込みです。北部では局地的に雷雨となるでしょう。午後のお出かけは、傘をお持ちください。
暖かい空気が流れ込むため、日中の気温は昨日28日より高くなり、最高気温は彦根で12℃、京都は13℃、大阪、神戸、奈良は14℃、和歌山は15℃の予想です。平年より3℃前後高く、多少、日差しの温もりが感じられる所もあるでしょう。
1日〜5日は近畿北部で雪 2日〜3日は中部・南部も

明日30日の近畿は朝まで所々で雨が降りますが、午後は晴れる所が多いでしょう。ただ、次第に北から寒気が流れ込むため、中部・南部で晴れる一方、北部には寒気に伴う雲が流れ込み、昼以降も雨や雪が降る所がある見込みです。日中の気温は、今日29日と大きく変わらないものの、寒気の影響で夜は急速に気温が下がるでしょう。
31日(水)大晦日は冬型の気圧配置となり、中部・南部は晴れる所が多い見込みです。北部は寒気の影響で雲が多く、所々で雨が降り、雪となる所もあるでしょう。
冬型の気圧配置は、年明け5日(月)頃まで続く見込みで、正月寒波となるおそれがあります。北部では雪の降りやすい状態が続き、2日(金)〜3日(土)頃は降雪が強まる時間がある見込みです。また、2日(金)〜3日(土)頃は中部・南部にも雪雲が流れ込む可能性があります。
気温は明日30日まで平年より高いですが、その後は急降下。正月三が日は真冬並みの寒さの所が多くなるでしょう。初日の出や初詣などは、万全の寒さ対策でお出かけください。
|
|
|
|
初日の出 近畿南部で見られる可能性大

1日(木・祝)元日の朝は、南部は晴れる所が多く、初日の出が見られそうです。中部は、晴れたり曇ったりの天気で、見られる所もありますが、見られない所もありそうです。北部は寒気の影響で雲が広がり、初日の出を見るにはあまり条件はよくないでしょう。
なお、近畿の初日の出スポットの元日の日の出時刻は、
・潮岬(本州最南端の地) 7時00分
・大阪城公園 7時04分
・六甲山 7時00分
・神戸市須磨の浦 7時06分
・比叡山(琵琶湖を一望) 6時59分
となっています。
