ママスタ夫婦の家事育児負担を巡る議論は、おさまりがつきづらいものです。各家庭で考え方や事情があるため、一概に「こうするべき」という結論も言いにくいですよね。そうした中、ママスタコミュニティには「なーんにもしない旦那」というタイトルでこんな投稿がありました。投稿者さんは旦那さんと結婚してから18年になります。
『私が専業主婦だった期間が長かったこともあり、旦那は仕事から帰ってきてからはご飯を食べて、お風呂に入ってゴロゴロ、もしくは子どもと一緒に寝る。その横で私は夕食の片付けや明日の朝ごはんの準備、洗濯、子どもの塾の送迎をして、1人マイペースに過ごしてます。数年前からパートに出てさらにバタバタとしているのに、旦那だけはずっと変わらない。こんな旦那はうちだけでしょうか? こんな感じだったけれど、何かをきっかけに変わったよという旦那さんはいますか? 世の中に仕事もして帰宅後に家事をしてくれる旦那さんって本当にいるのかなとさえ思ってしまうんだけどみんなどう?』
投稿者さんの専業主婦時代から家のことは何もせず、仕事から帰ってきてからはだらだらと過ごしていたという旦那さん。投稿者さんは数年前からパートに出て共働きになったにもかかわらず、旦那さんの生活態度が変わらないために疑問を持っています。そこでママたちに「仕事もして家事育児もしてくれる旦那さんはいるの?」と問いかけていました。
うちの旦那も30年以上、なーんもしないよ!
『主婦歴大先輩(34年)だけれど、わが家の旦那もなーんもしないよ。気づかないし、気づかないフリをするの得意です。どれだけ怒鳴っても褒めても殴ってもビンタしても直らなかったです。動くときはお金ちらつかせたときだけ』
『パートのときは、家庭のことはほぼやってくれなかった。正社員になったらゴミ捨てと、ときどきお風呂とトイレ掃除くらい。同じ金額を稼いで、こっちはご飯を作って食器を洗って洗濯して掃除機しての毎日に嫌気がさしました』
投稿者さんと同様に「旦那が家事を何もしない!」と嘆くママたちからは共感と諦めの声が寄せられていました。旦那さんが家事をするかどうかは、妻が働いているかどうか、夫婦の収入の比率などとはあまり関係がないのかもしれません。旦那さんの家事へのモチベーションを上げようとしたり、話し合ったり、怒鳴ったりなど、いろいろな方法を試しても、結局家事をしてくれないという先輩ママのコメントも。それを見ると絶望的な気持ちになるママもいるのではないでしょうか。「旦那が家事ができるように妻が育てろ」という言葉がありますが、いくら妻が頑張っても効果がないケースもあり、結局は旦那さん本人のやる気や性格、家族への思いやりが影響するのかもしれません。
配偶者の病気や入院をきっかけに旦那さんが変わったケースも!
『正社員、パートのときも旦那は朝早く夜遅いから、家事も子育ても全て私。休日は子どもと遊ぶけれど家事はしなかった。私が病気をして専業主婦になった今のほうが、ものすごく家事をしてくれる』
『うちは私が入院したときに変えさせた。といっても「自分のことは自分でしろ」ということに。息子2人も成人なので、ルームシェアをしている者同士が生活している感じになってほしいと思った。料理は私が作るけれど、洗い物や掃除洗濯は各自でやる。各自の部屋が埃だらけでもペットボトルだらけでも、洗濯物が干しっぱなしでも我慢我慢。もしかしたら私が先に死ぬかもしれないじゃん? そのときに困らないためにも自活力を上げさせている』
旦那さんにただ「家事を手伝って」、「掃除や洗濯をやって」とお願いしても、なかなか状況が変わらないというママがいた一方で、とあるきっかけで旦那さんの意識がガラリと変わったというママもいました。そのきっかけは、ママの病気や入院です。パートナーが家にいなかったり動けなかったりすれば、必然的に家事育児をするのは旦那さんしかいません。そうした「自分がやらなければいけない状況」によって家事をするしかなくなり、それ以降もずっと家事をするようになったようです。旦那さんとしても、目の前で苦しんでいる妻に家事をやらせようという気持ちにはならないでしょう。病気によっては命に関わることもあるでしょうから、妻への労いや、最悪の事態を想定して自分で生活力を鍛えなければいけないという危機感にも繋がるのかもしれませんね。
家事をしない旦那さんがいるママはどうやって気持ちを保っているの?
『うちも一緒だよ。でもそのための扶養内パートだし、諦めている。フルタイムに対して、こっちはパート+家事育児をしているから対等、もしくはそれ以上だぞと堂々と言えるしね』
『私は週5でパート、うちも何もしないよ。でもこのままでいいと思っている。夫は何か家事をさせたら満足にできないくせにお礼をほしがるから、余計にイライラした。例えば皿洗いで汚れや泡が残ってるのを指摘したら「お礼は言わずに指摘してきて辛い、喜んでほしくて一生懸命やったのに」と言ってくるのよ。家事全般は誰がしてもいいものだよね、御礼って何? だから何もしてくれなくて大丈夫になった。たまに風呂掃除してくれてたら大袈裟に「ありがとう〜!」と言っている。なんだかんだ上手くいってるよ』
専業主婦のときならまだ納得できたけれど、私も働いているのに変わらず家事負担がすべて私なのは納得できない。投稿者さんは、そのような思いを抱いているのでしょう。周囲から仕事をバリバリしながらも家事を一生懸命やってくれる旦那さんの話を聞くなどすると、羨ましい気持ちや旦那さんへのイライラした感情が出てくるのも当然のことかもしれません。
しかし、何かのきっかけがない限り旦那さんは変わらないでしょうし、家事をさせるためにママが病気になるなんて無理な話。夫婦で話し合って旦那さんの意識が変われば理想的ですが、期待してその通りの結果が出なければ、投稿者さんのモヤモヤは消えないのではないでしょうか。
そこで必要になってくるのが、自分自身の意識の持ち方かもしれません。扶養内パートで働いているものの、家事は自分だけがやっているというママからは「だからこそ夫婦で対等だと思ってる」というコメントが寄せられていました。「私はパートもしているし、家事もやっているから稼ぎが少なくても夫婦で対等だ」と思えることで、自分の中でのモヤモヤも消えていくのかもしれませんね。
また「少しでも家事をしてくれたらありがたいと思うようにしている」、「旦那の家事のやり方に疑問を持っても、やってくれたら盛大に感謝を伝えている」という意見も。相手に過度な期待をしたり自分の思い通りにいかなかったりするからこそ不平不満が出てくるのでしょう。しかし妻が病気にでもならない限り、テコでも動かず家事をしない旦那さんに対しては、「そういうものだ」と諦めることも、ときには必要なのかもしれませんね。投稿者さんもママたちが実践するメンタルの保ち方を取り入れてみると、意外と家事をしない旦那さんへのイライラが消えるのではないでしょうか。
文・AKI 編集・こもも イラスト・んぎまむ
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