【60代の冬コーデ7選】インスタグラマーが指南「クローゼットは小さく」冬の“着こなし”ヒント

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2026年01月05日 16:10  週刊女性PRIME

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60代のおしゃれ&あったか冬コーデ

 防寒とおしゃれのバランスがむずかしい冬。全身やぼったいモコモコファッションになったり、地味なモノトーンコーデばかりになったり……。

 そこで人気インスタグラマー小和田妙子さんの着こなし術をご紹介。“一見、普通の服”がすてきに輝くヒントをお届けします。

ベーシックなアイテムをきちんと着こなす

お気に入りの服を、自分らしく着ること。無理をしない装いが、年齢に合った“シンプルなおしゃれ”につながる気がします

 そう話すのは、フォロワー数8万人超え、同世代の女性たちから支持を集めるインスタグラマーの小和田妙子さん(70歳)。グレーのショートヘアに映える、上品で洗練されたスタイルが人気だ。

「60代からは“クローゼットは小さく”が合ってくると思うんです。私も以前はたくさんの服を持っていましたが、夫と営んでいた写真館を閉じ、小さな家に引っ越したのを機に、服を見直しました。

 たくさん持っていても、結局持て余してしまうし、それなら流行りを追いかけるのではなく、お気に入りのベーシックなアイテムを着回すほうが、自然と年齢にも合った大人の着こなしになります。

 どうしても欲しいアイテムができたら、1つ買ったら1つ手放すというルールで増やさない努力をしています」(小和田さん、以下同)

 ただ、シンプルな服は工夫しないと地味に見えたり、のっぺり見えたりしがち。そこで大事にしているのが「きちんと感」だそう。

例えば、普通のシャツでもアイロンをかけて第1ボタンまで留めてみる。スカートは自分に合った丈のものをはく。靴は手入れして、靴下まで丁寧に選ぶ。そんなささいなことで、やぼったい印象はなくなります。

 無印良品やユニクロ、スタディオクリップなどで買うシンプルな服も、“きちんと着る”を意識するだけで上品で大人な着こなしに変わりますよ

 若いころに買った少し高価なコートや、思い出のある小物なども、手入れをしながら大切に着続けているそう。

 そんな小和田さんの「冬のおしゃれと防寒」を両立させる着こなしを紹介。

Style1:懐かしいのに「今っぽい」北欧ニットコーデ

 冬は、お気に入りのセーターを楽しみたくなる季節。昔から持っているノルディック柄のセーターは、あたたかくほっとする一着ですが、ただ着るだけでは“セーターに着られている”ように見えることも。

 そこで、インナーに白シャツを重ねて、襟をちらりとのぞかせることで全体を引き締め、厚着感を出さないように薄手のインナーをチョイス。ボトムはあえてデニムスカートを合わせて、セーターとの素材感のコントラストで軽やかさと遊び感をプラスしました。

ニット/マーガレット・ハウエル、シャツ・スカート・タイツ/無印良品、シューズ/ロイドフットウェア

差し色で統一感を

Style2:暗いトーンになりがちな冬は鮮やかなグリーンを差し色に

 最近気に入っているのが、マフラーなどの「巻物」と「バッグ」「靴下」を同じ色でそろえるコーディネート。グリーンやブルー、赤などを差し色として入れることが多いですが、この日はグリーンをチョイス。

 ベースが黒のコートなので、パッと華やぐ色を入れると気分も明るくなります。中高年になると明るい色は避けがちですが、冬は全体が暗くなりやすいので、好きな色をひとつ決めて巻物や小物で取り入れると、統一感も出るのでおすすめです。

コート/パネンカ、ニット/無印良品、パンツ/プリスティン、巻物/スタディオクリップ、シューズ/ブリューテ、バッグ/mama's、ソックス/ハミングバード

Style3:季節を越えて楽しむリネンストールの抜け感

 ステンカラーのツイードコートはラグラン袖で肩まわりがやわらかく、着心地のよさもあり長く愛用しています。デニムを合わせて、きちんとしすぎず程よく力の抜けた印象に。

 ストールはリネン素材で本来は春夏のものですが、素材にとらわれず全体のバランスが整っていれば取り入れるのも大人のおしゃれの楽しみ。明るい色をふんわり巻いてボリュームを出すと、顔まわりが華やぎます。グレーヘアにトラッドな装いだと

 “おじさま感”が出ることもあるので、小物で明るめのチェックやからし色をきかせ、軽やかさを加えるようにしています。

コート/マーガレット・ハウエル、ニット/無印良品、デニム・シューズ/マドモアゼルノンノン、巻物/フォグリネンワーク、手袋/コーチ

“白”で上品な仕上がりを意識

Style4:動きやすさとあたたかさ両方が叶う外遊び仕様のコーデ

 大型犬3頭と暮らしていたころは、自然の中で過ごすことが多く、動きやすくて汚れても気にならない服を選んでいました。カバーオールのようなこのジャケットもそのときに購入したもの。

 洗えて気軽に羽織れ、脱ぎ着もしやすいので、外遊びの日にぴったりです。ショールと色を合わせて、ボトムはさわやかなグリーンのスカートに。

 犬の抜け毛を気にして黒系の服は避けていましたが、今はモノトーンも楽しめるようになり、大人女性を上品に見せてくれるベーシックな黒もよく取り入れるようになりました。

カバーオール/アーバンリサーチ、ニット/ユニクロ、スカート/スタディオクリップ、シューズ/コール ハーン、タイツ/無印良品、巻物/コムサイズム、バッグ/パーマネントエイジ

Style5:くすみ感を飛ばす「白」で手放せなかった上着がしっくり

 カバーオールは、もともと作業着として作られた、ゆとりのあるジャケット。若いころに買ったお気に入りの1着でしたが、グレーヘアになってからどうも顔映りが悪く、しっくりこなくなってしまい、しばらく出番がありませんでした。

 ただ、インナーとボトムを白にして合わせてみたら、くすみ感がやわらぎ、自然なバランスで着られるように。冬は重ね着ができる季節だからこそ、昔のお気に入りにもう一度挑戦してみるのにぴったりのタイミングかなと思います。

 皆さんのクローゼットにも「もう似合わないかなあ……?」と感じている服があったら、明るい色を合わせて復活させるチャンスかもしれませんよ。

カバーオール・パンツ/マーガレット・ハウエル、ニット/スタディオクリップ、シューズ/コール ハーン、ペンダント/kumoma.

重くなりがちな黒コートの着こなしヒント

Style6:パンツにもスカートにも。ピーコートは大人女性にこそ合う

 昔から冬の定番だったピーコート。昭和のころに流行った、程よいサイズ感のピーコートは、学生さんのイメージもあるかもしれませんが、実は大人世代にもとても似合うんです。

 最近のオーバーサイズのコートと違って、身体にきれいになじむので、やぼったく見えず、むしろすっきりとした印象に。パンツにもスカートにも合わせやすく、この先もずっと手放せない冬の相棒です。

 首元には、肌触りの優しいカシミヤのタートル。巻物はどんな服にもなじむ色合いのチェック柄を合わせて。さりげなく“冬の定番小物”をきかせることで、着こなしの格がぐっと上がる気がします。

ピーコート・スカート/マーガレット・ハウエル、ニット/ユニクロ、シューズ/マドモアゼルノンノン、タイツ・巻物/無印良品

Style7:重く見えがちな黒コートは小物づかいで華やかな印象

 ご年配のおしゃれな友人から譲り受けた、思い入れのある黒いコート。たっぷりとしたシルエットですが、軽やかで動きやすく、寒い日のお出かけにもぴったりです。最近はこのコートに、ロイヤルブルーの小物を合わせるのがちょっとした楽しみ。

 冬の景色に映えるだけでなく、自分の気持ちもパッと明るくなる気がします。防寒も兼ねて、コートの中にはユニクロの黒いタートルネックのニットを着込んでいます。マフラーも重ねているので、首元はとにかくあたたかくしています。

コート/プレインピープル、ニット/ユニクロ、デニム/エヴァムエヴァ、シューズ/コール ハーン、巻物/スタディオクリップ、手袋/HILLDI

60代からのおしゃれ 幸せになるシンプルなクローゼット』(KADOKAWA)

 グレーのショートヘアが映える洗練されたコーデが人気のインスタグラマー・小和田妙子さんが提案する、大人のための上品で飽きのこない装い。春夏秋冬の65コーデを、美しい写真とエッセイで紹介。思わずマネしたくなる、おしゃれのヒントが満載です。

教えてくれたのは……小和田妙子さん●静岡県富士宮市で夫と二人暮らし。2022年から自身のコーディネートをインスタグラム(@taechan1001)で紹介。おしゃれに敏感な同世代の女性からの支持が厚い。『大人になったら、着たい服』(主婦と生活社)にも登場。著書に『60代からのおしゃれ 幸せになるシンプルなクローゼット』(KADOKAWA)。

撮影/小和田信一

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