
日常の気になる疑問を解決!四角じゃダメ?マンホールが“丸”のワケは?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。
知って楽しい!おもしろ雑学
Q.四角じゃダメ?マンホールが“丸”のワケは?
A.落下事故を防ぎ作業もしやすい、耐久性と安全性を兼ね備えた形だから(マンホール蓋愛好家 傭兵鉄子さん)
足元にあるのに、普段は気にも留めないマンホール。ほとんどが「丸い形」をしているが、なぜだろうか。
マンホール蓋愛好家として全国の蓋(ふた)を見てきた傭兵鉄子(ようへいてつこ)さんは「一番の理由は落下防止です」と話す。
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「マンホールの穴はとても深く、作業員が中に入って点検や修繕をしています。もし工事中などに蓋がずれて中に落ちたら、大事故につながりかねません。その点、丸い蓋はどの向きにしても直径が同じ。傾けても穴をすり抜けて落ちることがないんです」(鉄子さん、以下同)
実用面でのメリットも多いという。
「直径約60センチ、重さ40〜50キロもある鉄製の蓋は、丸いと転がして運べるので交換作業が楽。角がない分、欠けにくく、道路の上でもガタつきにくい。耐久性と安全性を兼ね備えた形になっています」
とはいえ、すべてのマンホールが丸いわけではない。
「消火栓や通信設備など、比較的浅い場所に設置されるものには四角い蓋も多いですね。下に四角い箱状の設備があるので、蓋もその形に合わせているんです。最近は、丸型に置き換えられるケースも増えています」
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さらに注目したいのが、蓋の表面に刻まれた模様「地紋(じもん)」だ。
「人や車両が通るときに滑りにくくするため、鋳物(いもの)の凹凸(おうとつ)で工夫されています。また、地紋や表記を見ると、下にあるインフラが下水道なのか、ガスや通信なのかがわかる仕組みになっています」
各地の名産や風景をデザインした“ご当地マンホール”も増えており、「形だけでなくデザインにも注目して歩くと、街歩きがもっと楽しくなりますよ」と鉄子さん。
足元の丸い蓋には、暮らしを支える知恵と工夫が詰まっているといえそうだ。
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