画像提供:マイナビニュース家庭語学学習アプリ「トド英語」を提供するEnuma Japanは2026年1月15日、子どもの英語学習に関するアンケート調査の結果を発表した。
同調査は2025年5月に3歳~小学2年生の子を持つ保護者432人を対象にインターネットで実施した。
「子どもに英語を学ばせたい理由」に関するアンケート調査では、「子どもの将来の選択肢を広げると思うから」という回答が一番多く、2位が「英語を話せることで自信を持ってほしいから」、3位は「将来の受験や進学に役立てたいから」という結果になった。
この結果から、語学力の習得が“未来への備え”として重視されていることがうかがえる。また、グローバル化が進む中、英語スキル向上が将来の可能性を広げると考えている。保護者が多く、受験や進学といった短期的な成果よりも、より将来を見据えた包括的、長期的な視点で英語学習を捉えていることがわかる。
子どもに英語を学ばせたい年齢、または学ばせ始めた年齢に関しては、「小学生1~3年生」と回答した親が33.0%で最も多く、続いて「幼児・未就学児(3歳~6歳以下)」と回答した親が25.2%で、3歳から9歳までの年齢帯が“英語学習スタートの最適期”として半数以上の人に認識されていることがわかる。
英語の授業が小学3年生から必修化され、英語の義務教育が始まる小学3年生に先立って学習を始めさせたい親が多く、英語の早期教育の意向が一定程度広がっていることがうかがえる。
「お子さまに英語を学ばせたいと思いますか?」という質問に対して、全体の約7割が3歳~小学2年生に対して有料で英語を学習させているまたは英語を学習させたいと感じており、幼い頃から有料の英語教育を受けさせることの重要性を感じていることがうかがえる。
「お子さまの英語教育に対して何かしていますか?」という質問に対して、「現在英語を学ばせている」と回答した家庭は全体の21.3%だった。他、「英語を学ばせたいと思っているが、まだ行動には移していない」(28.5%)「英語を学ばせたいと思っており、色々調べている」(10.2%)、「過去学ばせており、また学ばせたいと思っている」(9.5%)という回答があり、まとめると48.2%の家庭が、学ばせたい意向を持ちながらも現時点では学ばせていないという結果になった。
また、「英語を学ばせたいとは思っていない」(26.4%)、「過去学ばせていたが今後も学ばせたいとは思わない」(4.2%)という答える人がおり、学ばせる意向のない家庭も30.6%存在することがわかった。
つまり、全体の約5割の家庭が子どもに英語を学ばせたいという意向を持ちながらも、実際に行動に移している家庭は全体の約2割程度にとどまっています。多くの親が、何らかの迷いや検討段階にある状況が浮き彫りとなりました。
「課題や不安を感じている」と回答した人が13.2%、「少し課題や不安を感じている」と回答した人が42.1%、「課題や不安を感じていない」と回答した人が44.7%おり、少しでも課題や不安を感じている人は感じていない人より少し多いという結果になった。
課題や不安を感じている理由を尋ねると、最も多かった回答が「費用が高く、経済的負担が大きい」、ついで「子どもが英語に興味を持たない/継続できるか不安」「自分(親)が英語を教えられない/サポートできない」と答える親が多く、経済的な負担に加え、子どものモチベーションの維持や家庭内でのサポート体制の難しさが、英語学習のスタートにおける大きなハードルとなっていることが浮き彫りになった。
日本では物価高が続いており、家計への負担が増す中で、英語学習に対して費用面で不安をいだいている保護者が多いことが読み取れる。また、3歳~小学2年生はまだ英語の授業が義務化されていない年齢のため、英語に触れる機会が少なく、興味関心を引き出す難しさを実感している親がいることがうかがえる。
こうした費用面での悩み・不安からか、「1か月あたりの英語学習費用」に関する回答では、「5,001円~10,000円」が最多の28.2%、続いて「3,000~5,000円」(17.8%)、「10,001~15,000円」(7.2%)と続き、限られた費用の中で英語学習を取り入れたいと考える親が多いことが分かった。
「子どもの英語学習において、学ばせたいことを選んでください。(複数選択可)」という問いに対して、最も多く選ばれたのは「話す力(スピーキング)」で59.5%、次に「聞き取る力(リスニング)」が57.6%だった。一方で、「読む力(リーディング)」は32.4%、「正しい発音」には30.3%が集まった。
この結果から、英語の4技能の中でも特にスピーキング力・リスニング力に対する関心が高いことがわかる。親は、単なる知識習得よりも実践的なコミュニケーション力を重視しており、“英語の耳“を育てながら、“話せる英語”の習得を優先している傾向が見て取れる。
子どもの英語学習方法や環境において、最も重視されているのは「子どもが楽しみながら学べること」であり、次いで「費用の適切さ」「学習の習慣化のしやすさ」が挙げられる。
この結果から、親は英語学習の継続性を重視しており、子どもの興味関心を引き出しつつ、経済的・生活的に無理のない形で取り組める学習環境を求めていることがうかがえる。(花音)