退役し、最後の一般公開が行われた海洋研究開発機構の研究船「みらい」=25日午後、神奈川県横須賀市の横須賀新港ふ頭 北極海の観測や熱帯海域への大型観測ブイ設置などに28年間運用された海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)の研究船「みらい」(約8700トン)が退役し、同市の横須賀新港ふ頭で25日、最後の一般公開が行われた。
前身は1969年に進水した日本初の原子力船「むつ」。74年に青森県東方沖で放射線漏れ事故があり、改修と実験航海を経て、船体を3分割。原子炉のある中央部分を外した上で、前後を再利用してディーゼルエンジンを搭載し、「みらい」として生まれ変わった。原子炉は同県むつ市の「むつ科学技術館」で公開されている。

海洋研究開発機構の研究船「みらい」が退役し、最後の一般公開で順番待ちをする大勢の見学者ら=25日午後、神奈川県横須賀市の横須賀新港ふ頭