インタビューに答える社民党の福島瑞穂党首=20日、国会内 社民党の福島瑞穂党首は25日までに時事通信のインタビューに応じ、衆院選について生活重視の政策を前面に打ち出していく考えを示した。
―高市早苗首相が衆院を解散したが。
国会で議論させないための「自分勝手解散」だ。与党が過半数を取れば「首相が信任された」と言い、「政治とカネ」や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)、首相の台湾有事発言、政府高官の核保有発言といった問題が「全部了解された」と言うのではないか。
―何を訴えるか。
争点はやはり生活だ。防衛予算がうなぎ登りで、医療や介護、教育が圧迫されている。「あなたの税金はあなたに」と強調する。生活を前面に立てて、消費税ゼロ、労働法制の見直し、非正規雇用の待遇改善、税金の使い道を根本的に変えると打ち出す。
―高市政権の評価は。
まだ何もしていない。したのは失言だけだ。(自民は)消費税や現金給付も無理と言っていたのに、ころころ変わって全く信用できない。首相は存立危機事態(の認定)や武力行使、憲法改悪にちゅうちょがない。戦争へ突き進むかもしれない。
―立憲民主、公明両党が結成した中道改革連合をどう受け止めているか。
「生活者ファースト」は理解できるが、存立危機事態を認めては駄目だ。10年前に憲法違反と言っていたのが合憲になるわけがない。辺野古の新基地建設(米軍普天間飛行場の移設)にも反対だ。
―衆院選の目標は。
3人以上の当選だ。参院議員2人と合わせれば(政党要件の)5人以上になる。積極的に応援に入り、何としても議席を獲得できるよう頑張る。