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2026年01月27日 10:40 ITmedia NEWS
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朝日放送テレビのバラエティ番組「探偵!ナイトスクープ」で1月23日に放送された「6人兄妹の長男を1日だけ代わって欲しい」という依頼をめぐり、「依頼者である長男は、保護されるべきヤングケアラーでは」と話題になり、両親のSNSに批判が殺到した問題で、同局は26日夜、番組の演出が誤解を招いたとして、「深く反省している」とコメントを出した。
出演した家族は、放送をきっかけに誹謗中傷にさらされており、「日常生活もままならない現状」だという。これ以上の中傷や詮索は「厳にお控えいただきたい」と訴えている。
●母の「米炊いて、7合!」は「演出」
「探偵!ナイトスクープ」は、視聴者の疑問や依頼を解決するバラエティ番組。
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23日の放送では、小学6年生(12歳)の少年からの、「弟妹(10歳、8歳、5歳、2歳、0歳)の世話と家事に疲れた。1日だけでもいいので次男になりたい」という依頼を受け、新しい“長男”として、タレントのせいやさんが助けに訪れた。
番組で両親は、6人の子ども全員を残して仕事に出たが、局によると普段は、父親が基本的に家にいて家事・育児を担当しているという。番組では「家事や育児の大変さを強調する」ため、子どもだけの日常を演出したと説明している。
VTRの最後で、せいやさんが家を出た後、母親が長男に「米炊いて、7合!」と言いつける声が外に響いたことも、ネットで強い批判を浴びた。
局は「米炊いて、7合!」という言葉について「番組の編集・構成上の演出として表現した」と説明。依頼者である長男が「次男となった非日常から日常に戻る合図」として演出したという。
●元の依頼文は「他の家族の子供と比べてどうか、調査して」だった
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長男からの依頼文も編集したという。
実際の依頼文は「家族8人みんなで家事や育児を協力しあって頑張っているが、他の兄弟よりも僕が一番頑張っている。他の家族の子供と比べてどうなのか調査して欲しい」という趣旨だったという。
放送した依頼文は「正直、長男やるの疲れました。生まれてから長男しかやったことがないので一日だけでもいいので次男になりたいです。探偵さん、ぼくの代わりに長男やってくれませんか?」という内容だった。
この依頼文は「取材・制作の過程において、依頼原文の主旨をもとに番組側とご家族で内容を確認・相談したうえで、放送用に構成・改稿したもの」だと局は説明。「ご家庭の日常や関係性のすべてを示すものではない」と釈明した。
●長男は「週3〜4日はバスケを習っている」
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依頼者である長男は、「週に3〜4回は大好きなバスケットを習うなどの時間がある」が、番組の演出により、「長男ばかりが家事・育児をしているような印象を与えてしまった」と局は振り返る。
「取材対象者の方々に対して、実態とは異なる受け止めが生じている状況について、番組として深く反省している」とし、「これらは取材対象者の責任によるものではなく、編集・構成を行った番組側に起因するもの」だと述べた。
「探偵」として“長男”を演じたせいやさんは「出演者は企画・演出には一切関与していない」とも説明した。
●騒動にせいやさんもコメント
せいやさんは番組内で、家事・育児をこなしながら、依頼者の長男を何度も抱きしめ「お前はまだ小学生や、大人になるなよ」などと声をかけていた。
今回の騒動を受け、せいやさんは26日、自身のXで「いろんな憶測で言及を求められますが、とにかく【まだ大人になるなよ】です」とコメントしている。
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