街頭演説を聴く人々=27日午前、堺市 27日公示の衆院選の候補者は1285人で、2024年の前回より59人少なかった。高市早苗首相の「奇襲解散」に伴う超短期決戦となったことが影響し、準備が間に合わないケースもあったもようだ。
最も多かった自民党の候補は337人で、前回からの減少幅は5人にとどまった。前回の対応から一転し、派閥裏金事件に関係した「裏金候補」を原則公認したことも候補者数を下支えした。
立憲民主党と公明党が結成した中道改革連合は2番目に多い236人。ただ、立民は237人、公明は50人を前回擁立しており、擁立規模は全体として縮小した。党の正式な旗揚げは解散前日で、準備が追い付かなかったことがうかがえる。
日本維新の会は75人減の89人、共産党は60人減の176人と減少幅が大きかった。一方、参政党は95人増の190人、国民民主党は62人増の104人と候補者を伸ばし、参院選での躍進の再現を狙う両党の戦略を浮き彫りにした。