赤沢亮正経済産業相 日米関税合意を巡って米国を訪れた赤沢亮正経済産業相は、現地時間6日のラトニック商務長官との会談で、経済協力についても議論を行った。月内の高市早苗首相訪米を見据え、安定調達が課題となっている原油や液化天然ガス(LNG)などのエネルギー、中国が輸出規制を強める重要鉱物といった分野で具体的な協力を模索した。
赤沢氏は閣僚協議後の記者会見で「戦略的に重要な分野における日米の具体的な協力や連携について話をした」と語った。米国が開発促進に注力する人工知能(AI)を含む3分野を挙げた。
協議では、米国とイスラエルのイラン攻撃に端を発する中東情勢の緊迫化を念頭に、エネルギー分野の協力について話し合った。ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続けば安定供給に支障が生じかねない。会見で、石油の国家備蓄放出の可能性について問われた赤沢氏は「国際エネルギー機関(IEA)と連携する」と述べ、世界的な需給状況などを踏まえながら検討する考えを示した。