
両親の過体重・肥満による影響
2月24日、ワシントン大学(アメリカ)の研究チームは、「Gut」にて、妊娠前の両親のBMIと子供の慢性肝疾患には関連性があると示した。
妊娠前の父親および母親が過体重・肥満である場合、小児期の子供の過体重・肥満リスクは増し、成人期の子供が代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)を発症する確率が上昇すると報告された。
妊娠前の両親のBMIと子供の代謝機能障害関連脂肪性肝疾患における関係性
代謝機能障害関連脂肪性肝疾患は、小児期や成人期の慢性肝疾患である。肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧などの代謝機能の異常に関連している。
今回、研究チームは、イギリス・エイボン親子縦断研究「Avon Longitudinal Study of Parents and Children (ALSPAC)」を用いて、子供1933人を対象に妊娠前の両親のBMIと子供の代謝機能障害関連脂肪性肝疾患における関係性について検証した。
妊娠前の父親および母親のBMI、子供の代謝機能障害関連脂肪性肝疾患発症率(24歳時点)に基づき評価したところ、妊娠前の両親の肥満は、子供の代謝機能障害関連脂肪性肝疾患発症確率の増加と独立して関連していた。
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妊娠前の両親が過体重・肥満である場合、普通体重である両親と比べて、小児期の子供の過体重・肥満リスクは増し、成人期の子供が代謝機能障害関連脂肪性肝疾患を発症する確率は3.73倍になった。
なお、成人期の代謝機能障害関連脂肪性肝疾患発症確率は、母親のBMIが1kg/m2増加するごとに10%、父親のBMIが1kg/m2増加するごとに9%上昇したという。
(画像はGutより)
BMJ Journals
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