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元放送作家の長谷川良品氏が28日までに自身のYouTubeチャンネルおよびXを更新。ネット上で巻き起こっている“タモリ論争”について解説した。
事の発端は「カジサック」ことお笑いコンビ、キングコングの梶原雄太(45)および人気ユーチューバー、ヒカルの発言。ヒカルがYouTube動画内で「俺ずっと昔から思ってたんですけど、タモリさんって全く面白くないと思ってたんですけど。いまだに僕分からなくて」と切り出すと、梶原は同調。梶原は2001年頃から「森田一義アワー 笑っていいとも!」に若手有望株として一時レギュラー出演しており「俺は全くハマらなかった人」と告白した上で「ぶっちゃけていこうか、じゃあ。それで言うとやっぱり、お笑いでも何でもそうやけど好みってあるやん。俺は正直、そんなですよ」と語っていた。
こうした発言に対し、SNS上では2人に対する批判や、タモリを擁護する発言など、さまざまな意見が飛び交っている。長谷川氏自身はタモリのファンだとしながらも、タモリの笑いがわからないことを「教養がない」などと批判するコメントに対しては違和感を示し「こうした批判を通して言いたいのは『タモリの笑いがわかる教養のある俺様』になっていませんかねぇ」とチクリ。「こうしたタモリ擁護のフリをした“自分語り”の傾向というのは実は昔からのあるあるで、SNSだけではなくテレビ現場でも度々目にしてきました」という。タモリはデビュー当初からマニアックかつアングラな知識に裏付けされた芸によって文化人的な位置づけで知的対象として語られることも多かったが、そうしてタモリを語ることでインテリ気分に浸る人々を当時ビートたけしが「えせインテリ」と批判していたことも紹介した。
長谷川氏はタモリの魅力を語りつつも「ファンだからこそこれ以上、過度な神格化に警鐘を鳴らす意図もあります。そもそも、タモリさんを面白くないという声に対し、やたら批判が集まり異論が許されないような風潮も正直、不気味でしかありません」とし、「(タモリの笑いを)やたら高尚なものとして捉え、神格化すること自体がナンセンス」とピシャリ。「こうした現象に対し、最も苦笑いしているのがタモリさん自身なんじゃないでしょうかね」と推し量った。
一方で「とはいえ、ヒカル氏の動画を観ると、さすがにタモリさんを小馬鹿にしすぎていると感じるところがある。特に梶原さん。芸人さんなんですからもう少しコンテクスト(※文脈、背景)を理解してほしい。わかりやすくて品のない笑いだけが笑いではない」と指摘。「やはり教養をもう少し身につけてほしいところです。タモリさんを笑えないのはあなたの課題ですからね。それをタモリさんに押し付けられても困ります」と苦言を呈した上で、最後に「さて、こうしてタモリさんを語ることで、そしてヒカル氏や梶原さんを最後の最後にディスることで私自身、少しはインテリに見られるといいんですが、いかがでしょうかね?」とちゃめっ気たっぷりにオチをつけた。
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