「スクール☆ウォーズ」とは…校内暴力背景に社会現象化 ラグビー部入部急増/山口良治さん死去

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2026年05月30日 11:21  日刊スポーツ

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ドラマ「泣き虫先生の7年戦争 スクール☆ウォーズ」DVDボックス発売記念同窓会イベント ラガーシャツ姿で登場した山下真司(左から3人目)。左から伊藤かずえ、松村雄基、1人おいて麻倉未稀(19年8月24日)

ラグビーの元日本代表選手で、指導者として高校日本一に導いた「泣き虫先生」こと山口良治(やまぐち・よしはる)さんが29日午前8時13分、脳梗塞のため京都市内の病院で亡くなった。83歳。伏見工高(現京都工学院高)の監督、総監督として全国高校大会で4度の優勝と2度の準優勝。ドラマや映画でブームを巻き起こした「スクール☆ウォーズ」のモデルとしても知られた。


◆スクール☆ウォーズとは 84年10月から85年4月までTBS系列で放送された青春ドラマ(全26話、スペシャル1回)。馬場信浩著「落ちこぼれ軍団の奇跡」(光文社)を原作に、当時、山口百恵主演の「赤いシリーズ」や「スチュワーデス物語」などのヒット作を連発していた大映テレビが制作した。


山口監督をモデルにした元日本代表で川浜高校の熱血教師・滝沢賢治役を山下真司、平尾誠二氏をモデルにしたエース役を四方堂(しほうどう)亘が務めた。ほか、「川浜一のワル」大木大助役の松村雄基、恵まれない体格で必死にラグビーに取り組みながらも急死してしまう「イソップ」こと奥寺浩(高野浩和)、岡田奈々演じる賢治の美貌の妻・節子ら、個性的な登場人物が次々登場。伊藤かずえ、鶴見辰吾、和田アキ子、梅宮辰夫らも出演している。


「校内暴力」が社会現象化していた時代に、不良少年たちがラグビーをきっかけに変わっていくストーリーが共感を呼んで、視聴率20%を超えるヒット作となった。ドラマ放送後の85年には、全国の高校でラグビー部の入部希望者が急増したとも伝えられた。


「信は力なり」など、山口監督の名言も登場。麻倉未稀の主題歌「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」も大ヒットした。


再放送もたびたびされており、TBSのサイトでは「スポ根ドラマの金字塔!高校ラグビー界において全く無名の高校が、わずか7年で全国優勝を成し遂げる感動の青春ドラマ」と紹介されている。


90年には続編「スクール・ウォーズ2」が同局系で放送された。04年には松竹やテレビ朝日などが製作した照英主演の映画版「スクール・ウォーズHERO」も公開されている。

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