宮内庁=東京都千代田区 宮内庁の黒田武一郎長官は6日の定例記者会見で、改正皇室典範成立後、養子の受け入れ先となる可能性がある常陸宮家、三笠宮家、寛仁親王妃家、高円宮家の皇族方に対し、改正内容を自ら説明したことを明らかにした。5日までに対象となる皇族方ほぼ全員に説明したという。
改正典範は7月17日に成立。女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持することと、旧宮家の男系男子が養子として皇室に入ることを可能にした。10月24日に施行される。
黒田長官によると、天皇陛下と上皇さま、秋篠宮さまには成立前から説明をしてきたが、他の宮家の皇族方に説明する機会はなかった。黒田長官は「戦後初めての大改正で、宮家の皇族方に直接関わる点も大きく、説明をするのが自分の責任だと思い、私自身で説明した」と述べた。
その上で「十分な時間を取って説明し、さまざまな質問もいただいたが、具体的なやりとりは控えたい」と語った。