玉川徹氏「僕を『左翼』と、なんでたたくんだという感じ」“ネットの声”を専門家に指摘され

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2026年08月13日 11:20  日刊スポーツ

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玉川徹氏(2019年撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は13日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に生出演。この日コメンテーターで出演した経済思想家で東大大学院准教授の斎藤幸平氏から「ネットで『左翼』とたたかれている。いっそのこと、この流れに乗りましょう」と、米国内で起きている政治の変化を踏まえて促される場面があった。


この日は恒例のパネル企画で、米国で今年11月に予定される秋の中間選挙を前に、野党の民主党内で「急進左派」が躍進している背景を、専門家の解説で特集。今月4日にミシガン州で行われた上院選の民主党内予備選では、「急進左派」の支援を受けたアブドゥル・エルサイード氏(41)が、穏健派の候補者に僅差(きんさ)で勝利。民主党内で政策や方針をめぐり、「内部対立」が起きていることが指摘されている。深刻な物価高や家賃高騰に陥っているニューヨークで、昨年「急進左派」の象徴とされるマムダニ市長が市長選で初当選し、今も支持を拡大していることにも触れ、米国で起き始めている「変化」の動きを特集した。


この日は、木曜コメンテーターの結城東輝弁護士がお休みとなり、ピンチヒッターで斎藤氏が出演。斎藤氏は、「急進左派」への支持が拡大している背景を「行き過ぎたグローバル化でアメリカの労働者階級の暮らしがどんどん悪くなり、今までの伝統やコミュニティーも破壊され、人々の生活がままならないという主張は、MAGA派には大事な主張ですが、実は同じような形で別のアングルから、マムダニさんたちの『普通の生活を手ごろにしていく』という訴えは、結構刺さる余地がある」と指摘。「(考え方に)濃淡はありますが、急進左派と呼ばれるような、今までとは違うことを、しかしトランプさんみたいな形でやらないような道としての『第3の道』として、社会主義という言葉がそれを新しい意味で担っている。古い意味での共産主義ではなく新しいイメージを作り出すようになっているという意味では、今後、若い世代を中心に大きなムーブメントになっていくのではないかと、私は期待を込めて見ています」と述べた。


続けてコメントした玉川氏は「斎藤さんはほら、社会主義の研究者だから」とポツリ。これに斎藤氏は「私は社会主義者なんでね」と応じ、「玉川さんも、この流れに乗った方がいいですよ」と指摘。「ネットでたたかれているから。『左翼』とか。いっそのこと、この流れに乗りましょう」と、促すように言及した。


玉川氏は斎藤氏の指摘を受け、「ぼくを、なんで『左翼』とたたくんだ、という感じがするんだけど」と、ネットの指摘に疑問を口にしながら応じ、「今日、僕以外のおふたりは東大の先生。専門家を向こうに回して、僕も厳しい戦いになるんですけど」と口にすると、斎藤氏は「別に戦ってないですよ」と穏やかに述べ、番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一にも「戦うなんて言わない、言わない」と指摘を受けた。


玉川氏は「急進左派って、日本で聞くととんでもない左と、言葉的にはとらえられるじゃないですか。だけど、アメリカで民主社会主義が掲げる政策は、医療は国民皆保険で、教育は教育無償化を何とかやりましょうと。公共サービスでは交通や住宅とかがあり、税制はもっと富裕層や大企業に増税しましょうと。別に日本じゃないですか、これ」と主張。「アメリカでは、ものすごい『急進左派』といわれているような政策は、すでに日本で実現しているか、なんとか実現させようとしている政策から外に出ていない」と述べながら、「これ、社会主義なのかなとぼくは思うんですけど」と素朴な思いを口にした。


斎藤氏は「これは社会主義だと思う」とした上で、「アメリカで言う社会主義には濃淡がある。一部の人は社会民主主義に近い考えの人もいる」などと解説を続けた。

このニュースに関するつぶやき

  • 戦後の日本は三公社五現業等と国営事業も多くて“大きな政府”社会主義的な色合いが強かったよ。『一億総中流意識』なんて言われていたんだよね〜(笑)
    • イイネ!2
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