
「令和8年8月千葉豪雨」では冠水被害が相次ぎ、人的被害も発生しました。今日14日の夜も東北から中国地方では大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。雷を伴った非常に激しい雨(1時間50ミリ以上80ミリ未満)が降り、大雨となる所がありそうです。土砂災害、河川の増水や氾濫に加え、アンダーパスなど道路の冠水にも警戒が必要です。
令和8年8月千葉豪雨 冠水被害が相次ぐ

千葉県では昨日13日から記録的な豪雨となりました。線状降水帯が3回発生し、気象防災速報「記録的短時間大雨」は千葉県内で計25回も発表。千葉県にはレベル5大雨特別警報やレベル5土砂災害特別警報が発表されました。千葉市で24時間雨量が367.0ミリと観測史上1位の大雨となるなど、記録的な大雨となりました。この記録的な豪雨によって、冠水被害が相次ぎ、人的被害も発生しています。
気象庁はこの記録的な豪雨に対して、「令和8年8月千葉豪雨」と命名しました。
明日15日の明け方にかけてゲリラ豪雨に警戒

今日14日も昨日被害のあった関東をはじめ、本州では大気の状態が非常に不安定となっており、所々で雨雲や雷雲が発達しています。東北から中国地方では今日14日夜にかけて、関東甲信地方では明日15日明け方にかけて、雷を伴った激しい雨(1時間30ミリ以上50ミリ未満)や非常に激しい雨(1時間50ミリ以上80ミリ未満)が降り大雨となる所があるでしょう。
明日15日18時までに予想される24時間降水量は多い所で
東北地方 60ミリ
関東甲信地方 100ミリ
中国地方 80ミリ
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。特に「令和8年8月千葉豪雨」の被災地では、昨日13日からの記録的な大雨により、普段よりも少ない雨でも土砂災害や洪水災害の危険度が高まるおそれがあります。危険な場所には近づかないようにしてください。
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冠水道路は危険 車での走行は避けて

今回の記録的な豪雨でも被害がでましたが、大雨により冠水した道路はとても危険です。冠水した道路の水位は見た目には判断できません。まだ、たいしたことはないと思っても、危険な深さになっている場合があります。
浸水による車への影響は、車の形や設計により異なりますが、一般的にタイヤの高さの半分を超える深さの水の中を走行すると、エンジンや電気系統に異常が生じ、走行不能となるおそれがあります。タイヤが完全に水没すると、車体が浮いて移動が困難になります。さらに、水深がドアの下にかかると、車外の水圧により内側からドアを開けることが困難となり、ドアの高さの半分を超えると、内側からほぼ開けられなくなります。水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。
車を運転中に大雨に遭遇した場合は、できるだけ低い場所を避けて運転してください。特にアンダーパス(立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道)は危険ですので、近づかないようにしましょう。万が一、冠水した道路で車が動かなくなった場合には早めに脱出することが重要です。

