
どんなことがあっても愛があれば乗り越えられる。結婚前はそう信じていても、実際の生活は理想通りにはいかないものなのかもしれません。
『離婚原因を教えて。相性が良すぎて面白くないから離婚した夫婦を知っているけれど、相性が良くて離婚する夫婦って少ないよね? みんなは何が原因で離婚したの?』寄せられたコメントには、「好きだったけれど続けられなかった」「限界だった」という切実な声が並びました。離婚の背景には、単なる性格の不一致では済まされない現実があったようです。
「走り出した愛」では済まされない不倫問題
まずあったのは、不倫が原因だったケースです。
『走り出した愛に、理性のバリアが効かなかった』一見するとロマンチックな表現にも見えますが、これに対しては厳しい意見が寄せられました。
『つまりは浮気? きれいごと言っても不倫だよね』本人は一生懸命な恋愛だったかもしれません。しかし、裏切られた側からすれば、生活も信頼も壊される重大な問題です。どれだけ言葉を飾っても、許せないと感じる人は少なくないのでしょう。
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積み重なる旦那への不信感
少なくなかったのは、「旦那側に問題があった」という声でした。
『定職につかず、借金を隠し、嘘をつき、DV、モラハラ……子どもにも手をあげたから』
『生活費を1円もくれない』
『旦那が働かない。働いても続かない。いない方がマシだと思った』恋愛中は「好き」で許せていた部分も、結婚して生活がはじまると深刻な問題に変わる場合があります。とくに、お金や仕事に関する問題は、生活そのものを不安定にしてしまいます。
『見た目や性格は大好きだった。でも仕事をやめるたびに絶望して、だんだん嫌いになった』このコメントには、「好きだけでは生活できない」という現実がにじみ出ています。また、金銭トラブルの体験談も寄せられました。
『仕事のふりしてパチンコ屋をはしご。お金が足りなくなったら私の財布から抜く。息子の小づかいからも抜いた』
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『息子の成人を待ってから離婚した』そのとき、息子たちがママに寄り添ってくれたようです。また、「旦那だけが悪いとは限らない」と冷静に分析するコメントもありました。ママが原因だとの声です。
『私が母親依存で育児も家事も実母に丸投げ。旦那と向き合わなかった』離婚は、どちらか一方だけに原因があるとは限りません。周囲からは見えない夫婦間の問題が複雑に絡み合っているケースもあるのでしょう。さらに、未熟な夫との結婚生活に疲弊したケースもありました。
『私の友だち。妊娠中も出産後も旦那が、海だの山だの遊びに行きたいと言い張っていた。妻側の体調や赤ちゃんへの配慮もなく。そして離婚』結婚や出産によって生活が変わっても、気持ちを切り替えられない人もいます。片方だけが我慢を続ける関係は、長続きしにくいのかもしれません。
「夫婦の問題」だけでは終わらない義実家問題
結婚は本人同士だけでなく、家同士のつながりでもあります。そのため、義実家との関係が離婚原因になるケースも少なくありません。
『義両親と同居で義父がクソだった。旦那が両親を捨てられず離婚した』
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『義両親がそろって無職のパチンコ依存。義弟もほぼニート。義妹もトラブル続きだった。旦那は義父が口座からお金を抜いても何も言わなかった』恋愛中には見えにくい「家族の問題」が、結婚後に一気に現実としてのしかかってくる場合もあります。
離婚は突然ではなく、「限界」の積み重ね
今回のコメントで共通していたのは、「ある日突然離婚した」というより、「我慢を積み重ねた末に限界を迎えた」という声でした。不倫、借金、暴力、義実家問題、価値観のズレ……。一つひとつは小さく見えても、積み重なることで信頼は少しずつ壊れていきます。
結婚生活は、好きという感情だけでは維持できません。安心できること、尊重されること、困ったときに支え合えること。そうした日常の積み重ねが、夫婦を続ける土台になるのでしょう。限界を迎える前に、自分自身と子どもの生活を守る選択を考えることも、大切な決断のひとつなのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・春野さくら
