2026年F1第12戦オランダGP 角田裕毅(レーシングブルズ)とピエール・ガスリー(アルピーヌ)
2026年F1オランダGP決勝で、レーシングブルズでリアム・ローソンの代役を務めた角田裕毅は11位でフィニッシュした。
12番グリッドからソフトタイヤでスタート。1周目にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がリタイアし、角田は11番手に。赤旗中断後、ソフトタイヤでリスタート前方を走行していたチームメイトのアービッド・リンドブラッドとフランコ・コラピント(アルピーヌ)がイエローフラッグ無視でドライブスルーペナルティを科されたことで、角田は10番手となった。
18周目にハードタイヤに交換し、14番手からスティントを開始。リンドブラッドがリードするトレインの中で、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)のすぐ後ろを走行。28周目にはガスリーをパスし、29周目にはリンドブラッドの前に出て11番手に上がり、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)を抜いて、角田は30周目、ポイント圏内10番手に入った。
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のピットインで、角田は35周目に9番手となり、44周目に最後のタイヤ交換でソフトタイヤを装着。10番手を走行し、入賞が期待されたが、長い戦いの末にガスリーにかわされ、57周目に11番手に後退。その後はガスリーについていくことができず、4.682秒差の11位でフィニッシュした。序盤にペナルティを受けたリンドブラッドのひとつ前、リーダーからは1周遅れだった。
今回、レッドブルのアイザック・ハジャーが手首の怪我により欠場することが急遽決まり、その代役をレーシングブルズのリアム・ローソンが任され、角田はローソンの代役としてレーシングブルズで走った。チーム代表アラン・パーメインは、代役として素晴らしい仕事をしたと、角田に感謝の気持ちを述べた。
「アービッドは(ペナルティで後退した後に)ガスリーを抑え続ける素晴らしい仕事をしてくれた。そのおかげで、裕毅はオーバーテイクした後に、ガスリーを引き離していくことができた」とパーメインは語った。
「残念ながら、裕毅はその後、少し後退することになったが、それでも、ポイントにかなり近いところまで迫っていた。1戦の代役としてそのような仕事をしてくれたことは、本当に素晴らしい」
「代役を引き受け、この週末を通して懸命に取り組んでくれた彼に、心から感謝したい」
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ F1チーム)決勝=11位(71周/72周)12番グリッド/タイヤ:ソフト→ソフト→ハード→ソフト
「今日は自分にできることをすべてやり、本当に楽しむことができました。コースで走り、ホイール・トゥ・ホイールで戦ったり、オーバーテイクしたりすることが恋しかったので、またそれを経験できたのは素晴らしかったです」
「ポイントにはかなり近かっただけに、あと少しで届かなかったのは残念でした。でも、全体としては本当に素晴らしい数日間でした。チームはこの1週間、ずっと大きなサポートをしてくれて、かなり早く慣れることができました。この機会を与えてくれた皆さんに、本当に感謝しています」
「この週末のことは、忘れられない思い出として心に残るでしょう。何よりも、アイザックが一日も早く回復することを願っています」
(レース直後のF1のインタビューで語り)「自分にできることはすべてやりましたし、今日は間違いなくレースを楽しむことができました。もちろん、あと少しのところでポイントを逃したのは残念です。でも、全体としてはとても楽しかったです」
(2027年のシート獲得についてどれぐらいの期待を抱いているかと聞かれ)「正直に言えば、自分にできることはすべてやったと思います。もちろん、ポイントを獲得できていればもっと良かったと思います。でも、強力な中団勢と戦うことができ、ポイントに近いところまで行けたことは、良い結果として受け止めています」
[オートスポーツweb 2026年08月24日]