四国〜東北南部は8日〜10日まで大雨 関東で土砂災害警戒 東海で線状降水帯の恐れ

14

2026年09月08日 06:08  日本気象協会

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

写真

元台風24号の影響で、秋雨前線の活動が活発な状態が続くでしょう。今日8日から10日(木)にかけて四国から東北南部の広い範囲で警報級の大雨となる恐れがあります。東海地方では、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性もあります。土砂災害、地下施設など低い土地の浸水、道路の冠水、河川の増水に警戒してください。

秋雨前線+元台風24号

今日8日は、前線が四国沖から関東地方の沿岸を通って三陸沖にのびています。台風24号から変わった熱帯低気圧が奄美地方の近海を北上しています。この熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込み、前線の活動が活発となっています。

前線は今後、北上し、10日(木)にかけて西日本から東日本にほとんど停滞するでしょう。また、台風から変わった熱帯低気圧は9日(水)には前線に取り込まれて、前線の活動は10日(木)にかけて活発な状態が続く見込みです。

10日(木)にかけて大雨 線状降水帯発生のおそれ

画像B

今日8日から9日(水)にかけて四国から東北南部の広い範囲で、雷を伴って非常に激しい雨(1時間に50ミリ以上80ミリ未満)や激しい雨(1時間に30ミリ以上50ミリ未満)が降り、大雨となるでしょう。特に、東海地方では、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。その後10日(木)にかけて太平洋側を中心に大雨が続いて、総雨量が多くなる可能性があります。

線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は以下のとおりです。
静岡県 今日8日夕方から9日(水)朝にかけて
愛知県 今日8日夕方から9日(水)朝にかけて
岐阜県 今日8日夕方から9日(水)朝にかけて
三重県 今日8日昼過ぎから9日(水)朝にかけて

降水量は? 関東甲信では土砂災害に厳重警戒

画像C

9日(水)午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北地方    80ミリ
関東甲信地方 120ミリ
北陸地方   120ミリ
東海地方   200ミリ
近畿地方   180ミリ
四国地方   200ミリ

その後、9日(水)午前6時から10日(木)午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で
関東甲信地方 120ミリ
北陸地方   100ミリ
東海地方   150ミリ
近畿地方   150ミリ
四国地方   150ミリ

その後、10日(木)午前6時から11日(金)午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で
関東甲信地方  80ミリ
東海地方   100ミリ
近畿地方   100ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増える恐れがあります。

10日(木)にかけて、土砂災害、地下施設など低い土地の浸水、道路の冠水、河川の増水に警戒してください。特に伊豆諸島や千葉県などで記録的な大雨となった関東では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があり、少しの雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあります。危険な斜面には近づかないでください。

土砂災害の前触れは

画像D

大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

このニュースに関するつぶやき

  • 「「元 台風」字面的には分かり易くて良い。「元カレ」のタチの悪い奴みたいだな。台風から転じた熱帯低気圧(温帯低気圧)は、何か別名欲しいかもな。「台風崩れ」みたいな。」
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(8件)

ニュース設定