学術会議、特殊法人に移行=独立性確保が焦点―菅首相任命拒否が契機

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2026年09月30日 21:01  時事通信社

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時事通信社

日本学術会議事務局=東京都港区
 日本の科学者を代表する機関と位置付けられる日本学術会議は1日、「国の特別な機関」から特殊法人に移行する。科学技術政策などに関し、政府に意見する「勧告権」は維持される一方、会員外から首相が任命する評価委員会や監事が新設され、活動内容や財務が監査の対象となる。

 学術会議側が独立性の確保などに懸念があると訴えた経緯があり、新制度下で自主的な運営ができるかが焦点。

 特殊法人への移行は、菅義偉首相(当時)が2020年に学術会議の会員候補者6人の任命を拒否したことが契機となり、組織の在り方を巡る議論が浮上。昨年6月に新法が成立した。

 新法では、学術会議を「わが国の科学者の内外に対する代表機関」とし、会員数は210人から250人に増員。首相による任命はやめ、会員からなる選考委員会が選んだ候補者を総会で選任する。外部有識者で構成する「助言委員会」が選考方針に意見できる仕組みとなっている。

 特殊法人となることで、運営費の確保も課題となる。「(政府は)必要と認める金額を補助できる」との規定があるものの、寄付などの外部資金の獲得を迫られる可能性もあり、財務基盤が脆弱(ぜいじゃく)となる恐れもありそうだ。

 学術会議側は法案の修正を求める決議を賛成多数で承認したが、反映されなかった。

 学術会議は1日、総会を開いて新会長を選任する。 

このニュースに関するつぶやき

  • 各国のアカデミーを見りゃ非営利組織など独立した組織のが多いんだから、学術会議も世界基準でいいじゃん🤪 予算も全額政府に頼るんじゃなく寄付などで集めているとこも多いし〜🤪
    • イイネ!16人
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