「総合的な国力から安全保障を考える有識者会議」の初会合で発言する高市早苗首相(手前)=4月27日、首相官邸 政府が年内に改定する安全保障関連3文書に、原子力潜水艦の保有の是非を調査・研究する方針を盛り込む検討を進めていることが分かった。政府関係者が7日明らかにした。中国軍が活動範囲を太平洋に拡大する中、抑止力・対処力を維持するには長期間・長距離の潜航が可能な原潜の導入が不可欠との声が背景にある。
原潜を巡っては、日本維新の会が6月に「早急に導入すべきだ」と提言。3文書改定に向けた政府の有識者会議でも導入論が出ている。ただ、自民党内では慎重論も強く、政府は与党との調整や有識者会議の議論を踏まえ、書きぶりを最終判断する方針だ。