
困窮する若者の半数以上が経済的な理由などから医療機関を受診しなかった経験があることが、NPO法人による調査で明らかになりました。
困窮する若者向けの相談窓口を運営するNPO法人「D×P」は、ことし8月から9月にかけて13歳から25歳の窓口の利用者を対象にアンケート調査を行い、445人から回答を得ました。
調査によりますと、過去1年間に受診が必要と思われる病気やけがをしたと回答した人のうち、およそ52.5%が「受診・治療をしなかった」と答えました。
理由について尋ねると、「お金が払えなかったから」と答えた人が62%と最多でした。
また、保護者との関係性について、身体的なけがや病気をした際、「信じてもらえなかった」など何らかの障壁を感じた経験があると答えた人は45.8%に上りました。
|
|
|
|
精神的な病気については、「保護者に知られたくなくて、受診したいことを言えなかった」という回答が最多となりました。
調査を行ったNPO法人は「無料低額診療事業といった既存の制度の周知や、保護者を介すことが難しい場合でも若者を必要な医療につなぐ仕組みが必要だ」としています。
