まるでラスボス! 米歌姫、レギュラー番組卒業回に紅白風ドデカ衣装で登場しびっくり「僕の顔がドレスに!」

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2024年05月22日 15:53  ねとらぼ

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ねとらぼ

卒業しちゃうなんて(画像はアメリカン・アイドルのInstagramから)

 米歌手ケイティ・ペリーが5月19日、米オーディション番組「アメリカン・アイドル」シーズン22のファイナルで、演歌歌手の小林幸子さんをほうふつとさせる巨大衣装で登場。2018年から審査員を務め番組を盛り上げてきたケイティは、今シーズンでの卒業を発表しており、ファンたちはこの衣装に度肝を抜かれつつもまさに“ケイティらしい”姿に感慨深い思いを寄せています。


【画像】顔がプリントされたドレス全体


●歴代出場者への特大リスペクトを込めた衣装


 ケイティが巨大衣装で登場したのは、今シーズンで3位となったジャック・ブロッカーとのパフォーマンス。2020年の楽曲「What Makes A Woman」をエモーショナルにデュエットしました。


 その感動的な歌声とともに、観客と視聴者の視線をくぎ付けにしたのはケイティの衣装。上半身はよろいのようなベアトップドレスで、ウエストに大きなリボンが飾られており、スカート部分には彼女がこの7年間で審査してきた出場者の顔が一面にプリントされているというものです。


 そして演者2人がステージリフトで上方へあがっていくと、ぐんぐん伸びていくケイティのドレス。あれ、普通の長さではなかった……? と気づいた観客から歓声が上がり、心なしかジャックも少し驚いているようにも見えます。遠くから見ても、近くで見ても圧巻のこの巨大ドレス。フィナーレにふさわしい華やかさと同時に、これまでの出演者へのリスペクトを感じます。しかし日本人の視点では何だか紅白歌合戦を思い出してしまうな。


●歴代番組出場者から愛の込もった反応が


 ケイティはこの衣装の写真をInstagramに投稿しており、中にはスタッフが数人がかりで神輿のようにこのドレスを運んでいく動画も。かなり重さもあるように見えますが、ケイティ本人はなんともない様子でいつも通りのパフォーマンスを見せてくれました。


 この衣装へは、「アメリカン・アイドル最高の審査員だったよ!」「あなたがいないと全然違うものになっちゃう」「ケイティがアメリカン・アイドルを去ってしまうなんて寂しい」とケイティの卒業を惜しむ声が続々。


 また、今シーズンに出場していたジョーダン・アンソニーやシーズン20に出場したアレグラ・マイルズと、多くの歴代番組出場者らが「僕の顔がドレスに!」「ワオ、私の顔見えた。ケイティ大好き!!!」と大喜び。今シーズン出場のジギーは、「あなたのためにパフォーマンスするのが大好きでした。あなたはたくさんの人の人生にチャンスを与えてくれました。全てに感謝しています」と感謝を伝えています。


 同番組は2002年からFOXで放送されたオリジナル版が2016年に終了後、2018年から放送局をABCに変更し復活。ケイティとライオネル・リッチー、ルーク・ブライアンら3人の審査員による絶妙なコンビネーションも人気となり、紅一点のケイティによるド派手な衣装や、とっぴな行動をライオネルやルークがまるで父や兄のように優しく見守る様子が3人の仲の良さを示しているようでほほ笑ましくもありました。


 またディズニー傘下のABCだけに、キャラクターになりきるケイティのコスプレ姿も話題になってきました。毎年恒例となった番組のディズニーナイトでは白雪姫やティンカーベルに扮(ふん)し、「リトル・マーメイド」のアリエルになった際には下半身が魚であるため台車で運ばれ、椅子から転げ落ちてはライオネルとルークに抱えられるというケイティらしいハプニングも。


 今シーズンではシンデレラになりきり、魔法でお城の舞踏会に行くためのドレス姿に変身する様子を工夫して再現。こちらもディズニーから「ポップスターからプリンセスへ」とコメントが寄せられ、「ああ、このコスプレはケイティ・ペリーにそっくりだな……と思っていたらケイティ・ペリー!」「何て美しいシンデレラ!」など話題を呼びました。


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