台風10号 関西では接近前から大雨の恐れ 30日(金)から31日(土)は暴風警戒

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2024年08月27日 11:32  日本気象協会

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日本気象協会

台風10号 関西では接近前から大雨の恐れ 30日(金)から31日(土)は暴風警戒

関西では、今日27日(火)は、和歌山県南部や奈良県南部を中心に雨が降るでしょう。
台風の動きが遅いため、長い期間、同じような場所で雨が降り、降水量が多くなる見込みです。特に紀伊半島の南東斜面では、台風が接近する前から大雨となる可能性があります。
また、台風が次第に接近する29日(木)以降は、大荒れの天気となる恐れがあり、暴風や高波に警戒が必要です。



●今日27日の関西 南部で断続的に雨 中部・北部も局地的に雨や雷雨


関西では、今日27日(火)は、台風周辺の暖かく湿った空気が南東風にのって流れ込んでくる見込みです。南東の風が紀伊山地にぶつかるため、和歌山県南部や奈良県南部で雨雲が発達しやすくなり、断続的に雨が降るでしょう。関西のその他の地域も、暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が不安定となり、局地的に雷雨や激しい雨となる見込みです。


●台風接近前から大雨の恐れ 紀伊半島南東斜面で雨雲発達


紀伊半島の南東斜面で雨雲が発生しやすい状態は、台風接近まで続く見込みです。台風の動きが遅いため、長い期間、同じような場所で雨が降りやすく、台風接近前から降水量が多くなる恐れがあります。
近畿南部で予想される降水量は、多い所で、
明日28日午前6時から29日午前6時の24時間で200mm、
その後30日午前6時までの24時間で300mm。
その後も降水は続く見込みで、総降水量がさらに増える可能性があります。
近畿北部と南部も、30日午前6時までの24時間降水量は、多い所で、それぞれ100mmと150mmが予想されています。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。
※予想降水量は27日午前6時時点


●関西では29日頃から暴風・高波に要警戒 30日から31日は大荒れに


関西に台風が接近するのは29日(木)以降で、30日(金)から31日(土)頃は大荒れの天気となる恐れがあります。関西では、29日から31日にかけて、うねりを伴った高波に要警戒。30日から31日頃は暴風にも警戒が必要です。また、台風の進路や発達の程度によっては、29日から31日頃にかけて警報級の高潮となる可能性もあります。
いずれも程度やタイミングは台風の動向次第となるため、今後、発表される情報に注意してください。



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  • 大阪万博会場は水没して欲しい。それなら中止の口実も出来るだろうが維新なら強行開催しかねないのが困ったところ。
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