ウズベキスタンとイランの“首位攻防戦”はスコアレスドロー…両チームは依然として無敗を維持

0

2024年10月11日 02:22  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

ウズベキスタン代表のショムロドフ(左)とイラン代表のタレミ(右)[写真]=Getty Images
 FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)のグループA第3節が10日に行われ、ウズベキスタン代表とイラン代表が対戦した。

 9月に幕をあけたアジア最終予選の2試合を終え、互いに2連勝で迎えた“首位攻防戦”。初の本大会出場を目指すウズベキスタンは、センターフォワードにローマでプレーするエルドル・ショムロドフを配置した。一方、4大会連続のW杯出場を狙うイランは、インテルで活躍するメフディ・タレミを最前線に起用。両国を代表するストライカーの活躍に期待がかかる。

 試合は立ち上がりからアウェイのイランがボールを握るが、ウズベキスタンも堅いブロックで攻撃をシャットアウト。大きなチャンスが生まれないまま時間が経過していく。

 すると、スコアレスで迎えた54分にターニングポイントが訪れる。こぼれ球に反応したショムロドフに、サレー・ハルダニが足裏を見せながらタックル。主審は一度ノーファールと判断したが、直後にオンフィールドレビューが行われる。結果的に、主審はハルダニへレッドカードを提示。イランは10人での戦いを強いられることになった。

 数的有利となったウズベキスタンは次第に攻撃が活性化。63分には、敵陣左サイドでボールを受けたシェルゾド・ナスルラエフがダイレクトでクロスを送る。ボックス内でショムロドフが収め、フリーとなっていたジャロリディン・マシャリポフに短く繋ぐ。しかし、ゴール至近距離で放ったシュートは枠の上へと外れてしまった。

 対するイランも84分にセットプレーからチャンスを創出。右サイドでコーナーキックを得ると、キッカーを務めたメフディー・ガーイェディーが鋭いクロスを送る。センターバックのアリ・ネマティがヘディングで合わせるが、ホジャクバール・アリジャノフがゴールライン上で掻き出した。

 こう着状態のまま勝負は後半アディショナルタイムに突入。そんななか、ロングフィードのこぼれ球にアリ・ゴリザデが反応し、トラップしたボールがルスタムジョン・アシュルマトフの手に接触。主審はイランにPKを与えたものの、オンフィールドレビューによって取り消しとなった。

 90+7分には、イランが敵陣右サイドでフリーキックを獲得。ガーイェディーがニアにボールを送り、飛び込んできたサイード・エザトラヒが頭で逸らす。体を捻りながら放ったヘディングは枠を捉えたが、GKウトキル・ユスポフに右手一本でセーブされた。

 結局、そのまま試合は0−0で終了。両者の勝ち点は「7」ずつで並んだものの、総得点で上回るウズベキスタンがグループ首位をキープした。次節は今月15日に行われ、ウズベキスタンはホームでUAEと対戦。イランはホームでカタールと対戦する。

【スコア】
ウズベキスタン代表 0−0 イラン代表

【得点者】
なし

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定