旧ジャニーズ被害者救済委員長・定塚誠さん死去　東山紀之社長が追悼「大変なご心労を…」

SMILE−UP.（スマイルアップ、旧ジャニーズ事務所）が22日、公式サイトを更新。昨年9月に性加害問題で設置した「被害者救済委員会」の委員長、定塚誠氏が死去したことを報告した。

同社は「この度、被害者救済委員会の発足以来、同委員会の委員長であられた定塚誠氏が、2024年10月13日に急病によりご逝去されました」と報告。「委員長として被害者救済委員会の業務を、熱意をもって導いてくださった同氏の突然の訃報に、弊社としても非常に衝撃を受けており、これまでのご尽力に深く御礼を申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。

東山紀之社長（58）もコメントを寄せ、「このたびの定塚誠先生のご逝去について、大変に驚いております」と言及。「定塚先生には、昨年9月より、被害者救済委員会の委員長をお務めいただきました。裁判官として多くの性加害事案に携わられたご経験から、500名を超えるご申告者の方々に迅速で公平な補償手続きが進むよう、約1年間にわたり真摯かつ多大なるご尽力をいただきました」と振り返り、「他方で、大変なご心労をおかけしたこととも存じます」と労わりの言葉を添え「ここに弊社を代表して深く感謝申し上げるとともに、衷心から哀悼の意を捧げ、ご家族の皆様に心からお悔やみを申し上げます」と追悼した。

最後に「弊社は、あらためて被害にあわれた方々に寄り添っていくという決意を胸に、被害救済に最後まで全力を尽くして取り組んでまいります」と締めくくった。