闇バイト応募 警察の保護措置、3週間で46件 親族に脅迫電話も

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2024年11月08日 20:29  毎日新聞

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毎日新聞

中央合同庁舎第2号館に掲げられる警察庁・国家公安委員会の看板=東京都千代田区で2022年8月25日午後2時38分、北山夏帆撮影

 警察庁は8日、事件に加担するよう脅迫されるなどした「闇バイト」の応募者について、46件の保護措置を取ったと発表した。半数以上が10〜20代で、X(ツイッター)に加え、インスタグラムを介して応募したケースも複数あった。


 各地で闇バイトが絡んだ強盗などの事件が相次いでいるため、警察庁は10月18日に応募者や家族を保護すると呼びかけた。46件は7日までの3週間ほどに各地の警察が対応した件数。


 警察庁によると、40代男性はXで「高額収入」との投稿を見て応募し、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」に誘導され、運転免許証の画像などを送信した。


 指示された仕事内容から犯罪だと疑い、断ってアプリを削除。しかし、相手から個人情報が送られてきたうえ、留守番電話に「逃がさない」「自宅に行く」と脅迫するメッセージが残されたため警察に相談した。


 10代女性はインスタグラムで「受け子」「出し子」として働くように指示を受けた。従わずにいると、指示役から電話で脅され、親族の携帯電話にまで着信があったという。


 また捜査関係者によると、東京都内でも闇バイトに関する相談が相次いでいる。男子高校生は面識のない3人の男性と合流し、バールを持って一戸建て住宅に向かうよう指示された。だが4人で相談し、何もせずに立ち去ったという。高校生から相談を受けた先輩の男性が警察署に連絡した。


 警視庁への相談には「お金がもらえると言われ、スマートフォンを契約してしまった」といった内容もあった。指示役からの依頼を断った後、家族に対して「殺す」「金を取り立てに行く」と連絡が来たケースもあり、警視庁は自宅周辺に防犯カメラを設置したり、パトロールしたりするなどの対応を取ったという。


 10月30日に東京都三鷹市であった強盗未遂事件で逮捕された私立大学4年生の佐円(さえん)昌紀容疑者(23)も事件の2日前、自宅のある京都市内の警察署を母親と一緒に訪れ、「怖くなった」と相談していた。


 京都府警は佐円容疑者のスマホから通信アプリ「テレグラム」を削除させ、犯罪に加担しないように指導。保護措置に必要な協力を求めたところ、佐円容疑者は拒んだという。その後に別の闇バイトに応募し、三鷹市の事件に関与したとみられる。【山崎征克、岩崎歩、水谷怜央那】



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  • ネズミ捕りとかやって暇を持て余してる警官を潜入捜査的に闇バイトに応募させれば
    • イイネ!1
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